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2013年08月19日

ガソリン携行缶

福知山で大変痛ましい事故がありましたが、うちにもガソリン携行缶があります。
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写真向かって右側にネジがありますが、キャップを開ける際、気化したガソリンで内圧が上がっても吹き出ないようにガス抜きをする弁です。 手順が書かれています。
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私は携行缶を購入し、使用開始する前にこれを読んだので、蓋を開ける前には必ずガス抜きをしています。 私がこれを使うのは除雪時で、寒い時期なので、そう内圧が高くなってはいないのですけど、念のために手順を守っています。 福知山の露天商はガス抜きしないでいきなり蓋を開けたのではないかと言われています。 ガソリンの購入、あるいは携行缶の購入を免許制にするなど、何か対策が必要なのかも知れません。 とりあえず、注意喚起が必要でしょう。 あの手順書では、単に手順を書いているだけですが、どうしてその手順が必要なのか書いていません。 日本では、ああすれ・こうすれ、と書いているだけで、どうしてそうするのかの説明がない(考えさせない)手順書が多いと思います。 東海村臨界事故にしても、どうして面倒な手順なのかの説明がなくて、作業員はその理由を知らないから早く仕事が進むよう、バケツで核物質を扱って臨界させてしまったわけです。 私はガソリンは非常に気化しやすくて危険なのは知っていたし、手順書を見て、その通りにやらないと噴出するというのは想像できたけど、あそこまで大規模に噴出するとは驚きました。 今後はさらに一層、取扱いに注意したいと思います。 それにしても、人ごみの中で、しかも火気の近くにガソリンを保管することが広く行われていたのに、今まで大きな事故がなかったのは奇跡だったのかも知れません。 ガソリンや携行缶の取り扱いに制限や講習などを義務付けたとしても、人間のやることだから事故はなくならないかも。 内圧が高いと蓋が開かない構造にするのが現実的という気もします。 どのみち、人が大勢集まる場所に、無造作にガソリンタンクを置いておくということは規制が必要かも。 露店の場合、できるだけ商用電源をひくべきでしょうね。 あるいは、ホンダのガスカートリッジの発電機にするか。 騒音や排ガスの点でも良いし。 将来的にはアルコール燃料系の燃料電池になると思いますが、まだまだ先の話でしょうね。


posted by かもめ |18:04 | その他・分類不能 | コメント(6) |