2013年05月30日
廃村
塩狩山から里に下りたところに塩狩という廃村(廃集落)になった地区があります。 塩狩と言ってもJR塩狩駅周辺ではなく、駅から数キロ西寄りの場所で、駅周辺と区別するために第二塩狩という別称もあったそうです。 廃校になった塩狩小学校跡地。廃校になったのは昭和44年なので、もう44年も前のことですね。 そして現在では住民ゼロになっています。 住んでいる人は皆無だし、通る車もほとんどないのですが、裏腹に道路は立派で、しかも桜並木にしています。 こんだけ立派なものがあっても人がいないのは、むなしい気持ちになります。で、誰も住んでいない地区、というか、山裾なので山菜が豊富です。 エゾノリュウキンカ(やちぶき)。エゾワサビ(山さわびではありません)葉を辛子和えにすると美味です。 ただ、ちょっと大きくなってしまっているし、採取に時間がかかるので来年、時間があるときに採ります。 ていねいに採らないとトリカブトが混じってしまいますから。 下は数年前の写真ですが、これくらいの若い葉が美味しいんです。この地区にはあちこちに沢水が流れ、コゴミも沢山ありました。