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2012年11月13日

訪問先で聞いた話

今日、90歳男性宅に往診に行きました。
時間があったので、いろいろ話を聞きましたが、戦争の話になりました。差別用語もありますが、そのまま書きます。

ニューギニアに昭和16年から21年まで5年いた。
食べ物がなくて大変な思いをした。
南方は果物が豊富かと思ったら、そんなにはなかった。
島に物資を運ぶ船が来ても、みな、あとわずかで陸というところで沈められ、全く届かなかった。
仕方なく蛇でもネズミでも食べた。
一番困ったのは土人。
彼らも食べるものがなくなってしまった。
馬鹿な戦争をしたもんだ。

平和って大事ですね。徴兵制度がないのもありがたいですね。


これは別の家。先日紹介した19歳の猫。
20121113-00.JPG
こちらは20歳。
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浜頓別のひきこもり猫です。
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posted by かもめ |15:29 | 動植物 | コメント(3) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:訪問先で聞いた話

かもめ殿

>みな、あとわずかで陸というところで沈められ、全く届かなかった。

目的地に近づいた時に米国の潜水艦や艦載機の餌食になったのでしょう。ロクな護衛も
付けずに民間の輸送船を徴用して、ほぼ無防備(とって付けた対空機銃が少しだけ)
でしたから。御存知でしょうが窮余の策で貴重な潜水艦部隊に輸送の任務を与えました。

大学時代のバイト先の毎日放送に出入りの猪山タクシーの方はその潜水艦輸送のクルー
でドラム缶に食料・弾薬・医薬品等を詰めてワイヤーで2~3百メートルに二列400缶程
繋いでネズミ輸送したそうです。

浮きを付けて海水よりほんの少し比重を軽くしたそうですが本来、潜水艦はそんな設計に
なっていないので電動機航行の場合は最大出力でも時速5ノットしか出なかったそうです。

そんな自転車並の速度では上空(南方の海は透明度が高い)から米軍の偵察機に発見
され、止む無くワイヤーをリリースして何度も物資を放棄して深く潜行して逃れたそうです。

一度だけ(たった1度だそうです)某所(ニューギニア方面だと思います)輸送に成功して
日本の兵士がワイヤーを手繰り寄せ・・物資を海岸に引き揚げ、帰還しようと離岸したら
米軍の艦載機が急襲して、慌てて潜行して潜望鏡で艦長が確認したら全部爆破された
そうです。

彼の話では日本海軍の潜水艦クルーは艦長以下世界情勢に通じていて「こんな勝算の
無い戦いを続けていてはいつか破綻する」と狭い艦内の食堂で語りあっていたそうです。

ほんとうにバカな戦争をしたものです。

posted by 大阪帰りの道産子| 2012-11-13 20:34

Re:訪問先で聞いた話

少し文言が足りませんでした。 潜水艦は通常は速度が出せる浮上航行のようでした。

誤)米軍の偵察機に発見され、止む無くワイヤーをリリースして何度も物資を放棄して深く潜行・・・

正)米国の偵察機に発見され、天敵の駆逐艦に通報されたので止む無くワイヤーをリリースし・・

彼の話では、米国の駆逐艦は上空と一体運用しているようで、潜水艦の聴音担当のスタッフが
短時間で敵艦のスクリュー音がするのに驚いていたようですw(゚o゚)w

posted by 大阪帰りの道産子| 2012-11-13 20:47

Re:訪問先で聞いた話

もっとひどい、陸軍潜水艦もありましたね。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%BC%8F%E6%BD%9C%E8%88%AA%E8%BC%B8%E9%80%81%E8%89%87
世界の笑いものでしょうね。

posted by かもめ| 2012-11-13 20:55

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