コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2011年02月27日

英国王のスピーチ The King’s Speech

札幌劇場で「英国王のスピーチ」を観てきました。話題沸騰中のアカデミー賞大本命です。やはりかなりお勧めの映画だと思います。2番スクリーンは、ファーストショーなのに満席でした。

家族から親しみを込めバーティと呼ばれるジョージ6世は吃音症のためスピーチをするのが大の苦手。そんなバーティの苦しみを和らげようと腐心する妃エリザベス。そして、バーティのスピーチの矯正を請け負うライオネル・ローグ。この3人に、厳格は父ジョージ5世や社交的な兄エドワード8世が絡みます。時にユーモアがあり、優しさに満ちた素敵なドラマです。実話ですけどね!まさに王道を行く映画だと思います。

バーティは兄エドワード8世が王冠をかけた恋により退位した後、図らずも王位を継承します。まさに青天の霹靂。しかも、時は第2次世界大戦前夜。国民は王の声を求め、スピーチから逃げるわけにもいきません。ラストの対独開戦のスピーチには、何とも言えない感動があります。9分間のスピーチ。見つめあうバーティとローグ…!別に変な関係ではありません。

ちなみに王冠をかけた恋といえば、エドワード8世が皇太子(Prince of Wales)時代に、シンプソン夫人と出会ったのが、米国サンティエゴにあるHotel del Coronadoです。一度このホテルのBallroomで昼食を食べた折、中庭を散歩していたら、Prince of Wales Loungeというラウンジがありました。あそこで出会ったのかな。

とにかく英国系の名優たちの共演をとくとご覧あれ。ハリー・ポッターシリーズのキャストが3人出演しています。わかりますかね。


20110227-00.jpg  2010年英国・豪州合作(118分)
  監督:トム・フーパー

  出演
  コリン・ファース(ジョージ6世)
  ヘレナ・ボナム=カーター(エリザベス妃)
  ジェフリー・ラッシュ(ライオネル・ローグ)
  ガイ・ピアース(エドワード8世)
  マイケル・ガンボン(ジョージ5世)
  ティモシー・スポール(チャーチル)

  ヘレナ・ボナム=カーター:魔女ベラトリックス
  マイケル・ガンボン:ダンブルドア校長
  ティモシー・スポール:魔法使いペティグリュー


第83回アカデミー賞の作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、美術賞、撮影賞、衣装デザイン賞、編集賞、音楽賞、音響録音賞の12部門にノミネート。


posted by kanchi |18:26 | 映画・TV | トラックバック(0)