2013年11月28日
Paul McCartney Live in 東京ドーム
ディズニーシーから一度ホテルに戻り一休みして、都営大江戸線の蔵前駅から春日駅まで7分ほど乗車。徒歩で、東京ドームの裏手にあたる25番ゲートに行くと17:00を過ぎているのに入場は始まっていませんでした。サウンドチェックの音がドームの中から聞こえます。 そのまま、22番ゲート前広場に向かいましたが、当日券を求める長蛇の列にビックリ。でも、グッズ売り場の列を見て驚愕。最後尾に行ってみましたが、2時間待ちは固そうな長蛇の列。プログラムだけを売っている別のブースでプログラムをゲット。カフェ&ビアFESTA CAFEでサンドイッチを買い、立ち夕食(苦笑) 21番ゲートから中に入るとグッズ(プログラム以外)を売っているじゃないの…。かなり列は短かったけど、欲しかったトートバックは完売。タオマフを購入。知っていれば…。(なお、トートバックは帰宅後ヤフオクでゲットしました。)18:30過ぎにドームの中に入りましたが、あらかた席は埋まっています。E8ブロックの7列目の席に荷物と妻を置き、トイレに行きましたが、男性も凄い列(苦笑)。ちなみにE8ブロックは、ステージまでかなり遠いです。 開場が20分ほど遅れた原因は機材の関係のようですが、当然開演も20分ほど遅れました。ステージ横のスクリーンにコラージュが映写され始めたのが定刻ぐらいだったかな。そして、へフナーベースを持ち、臙脂色の長めのジャケットを着てポールが登場。勿論、総立ちです。後は、次から次へと演奏される名曲の嵐にただただ興奮する自分がいました。その場にいるような夢の中にいるような…。ニューアルバムからの選曲は、Save Us、NEW、Queenie Eye、Everybody Out Thereの4曲。 ポールは、へフナーベースのほか、フェンダー・レスポール&エピフォン・カジノ、アコギはマーチンとギブソン、ウクレレ(ジョージからのプレゼント。Somethingで使用。)、ピアノ、マジックピアノを演奏しました。 MCは、「こんばんは、東京!ただいま!」、「今晩も日本語がんばります。でも英語の方が得意です。」、Maybe I'm Amazedでは「次の曲はリンダのために書きました!書きました!」と「書きました」を連呼しました。受けましたよ!Here Todayでは「次の歌はジョンのためです。ジョンに拍手!」、Somethingでは「次はジョージのためです。ジョージに拍手!」、NEWの後に「ニューアルバムが日本で№1になった。ありがとう。」などだったと記憶。 ビートルズナンバーでは、Long And Winding Road、Let It Be、Hey Judeが聴けたのは奇跡。All My Loving、And I Love Her、Blackbirdが聴けたのは至福。そしてエンディングのGolden Slumbers / Carry That Weight / The Endは最高でした。 Blackbirdでは、ステージがせり上がり、やっと背伸びをしなくともポールを見ることが出来ました。「1960年代、アメリカの公民権運動を応援するために作った。」と紹介。 Live and Let Dieで爆発音と炎の演出があり、「凄いね。聞こえない。大丈夫?」とおどけた後、Hey Judeが始まりました。観客が「Nah nah nah…」をコーラス。ポールが「男性だけ。」、「女性だけ。」と声をかけます。ステージと観客が一体となったところで、メンバー全員が挨拶し退場。 2回目のアンコールで、入場前に渡された赤のサイリウムを用意。招聘元が日本公演最終日に企画したサプライズです。開場全体が赤く染まる中、Yesterdayを演奏。 最後の曲を終えるとポールは「ありがとう、東京。また会いましょう。元気でね。See you next time!またね。」と言って去っていきました。会場には紅白の紙吹雪が舞い終了。時計は22:05を指していました。 何とも、淡々と書きましたが、この感動は言葉にはなりません。1969年にビートルズを好きになり、少しずつLPレコードを揃え、ミュージックライフでビートルズの記事を読み、単行本を読み、いつか再結成を夢見た日々が懐かしく思い出されます。ステージ上では、一度も水を飲まず、タオルで汗も拭かない、何とも凄い71歳です。ぜひ、もう一度来てください。ありがとう!ポール。 [おまけ] 写真は携帯電話・スマホはOKでした。フラッシュやデジカメはダメ! 日本に赴任したばかりのキャロライン・ケネディ駐日大使が来ていたようです。(来るかもねと妻と話していました。) 続きはセットリストです!
- setlist – 01. Eight Days A Week 02. Save Us 03. All My Loving 04. Listen To What The Man Said 05. Let Me Roll It 06. Paperback Writer 07. My Valentine 08. Nineteen Hundred And Eighty-Five(1985) 09. Long And Winding Road 10. Maybe I'm Amazed 11. I've Just Seen A Face 12. We Can Work It Out 13. Another Day 14. And I Love Her 15. Blackbird 16. Here Today 17. New 18. Queenie Eye 19. Lady Madonna 20. All Together Now 21. Lovely Rita 22. Everybody Out There 23. Eleanor Rigby 24. Being For The Benefit Of Mr.Kite 25. Something 26. Ob-La-Di,Ob-La-Da 27. Band On The Run 28. Back In The U.S.S.R. 29. Let It Be 30. Live And Let Die 31. Hey Jude - encore1- 32. Day Tripper 33. Hi,Hi,Hi 34. Get Back - encore2- 35. Yesterday 36. Helter Skelter 37. Golden Slumbers / Carry That Weight / The End
posted by kanchi |18:30 | Paul McCartney | コメント(2) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:Paul McCartney Live in 東京ドーム
おおーっ、ポールを観たかった、聴きたかった…。
セットリストを見ると、大サービスですよねえ。
もう2度と来ることはないのでしょうか。
思えば、初めて知ったのは小学生の頃、解散直前の時期でした。
その後、乏しい小遣いから「ラバー・ソウル」以後のアルバムをそろえ、「ミュージックライフ」を熟読していました。しみじみ…。(何でミュージックライフはなくなったのでしたっけ?)
posted by 真栄パパ| 2013-11-28 20:03
Re:Paul McCartney Live in 東京ドーム(お返事:真栄パパさん)
最後のステージと言われていますが、ポールは「またね。」と言っていました。
その言葉を信じて、次を待ちたいと思っています。
私が好きになったのも、解散直前なので同時期ですね。
最初に買ったアルバムは「オールディーズ」で、次が「レット・イット・ビー」です。
全部揃えるのに10年くらいかかったかな。
>何でミュージックライフはなくなったのでしたっけ?
それが、良くわかりませんね。やはり発行部数の減少でしょうか。う~ん!
posted by kanchi| 2013-11-30 12:12