コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2015年02月20日

今期戦力を分析する。(まとめ編)

今期戦力を分析する。(総まとめ編)

というわけで総まとめ編です。

あえて全体ではなく、個々人にスポットを当てて今年の展望・期待することを書いてみました。

必ずしもポジティブなコメントばかりではありませんが、そういう選手にはいい意味で期待を裏切ってもらえればと思います。

それでは、どうぞ。

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監、バルバリッチ。層の厚いポジションと薄いポジションの差が大きく、それぞれ上手く選手を使う手腕が試される。また、成績と若手の成長を上手く融合することは札幌の監督としての至上命題。かなり難しいミッションを課せられた。

1、金山隼樹。ホスンが移籍して今期の守護神候補。しかしクソンユンも若々しいプレーを見せており、油断できない。昇格するには安定した守護神の存在は不可欠。年齢からくる勢いはソンユンが上だけに、しっかりと安定したプレーで守護神の座を守りたい。

2、小山内貴哉。ポジションを失ったSB。今期はストッパーかWBへの転向が求められる。ストッパーで行くならビルドアップと絞りの向上が急務。運動量を活かすならWBもあり。上がってのクロスや、弾丸ミドルは武器になりうる。爆発の可能性は秘めている。

3、パウロン。ストッパー御最有力。能力はだれもが認めているだけに、7試合→22試合と来た出場試合数をどこまで増やせるかがカギ。また今期は期限付き延長か完全か発表されていないだけに、活躍→期限付き満了→他チーム移籍ということだけは避けたい。

4、河合竜二。3バックの要。年齢的にフル稼働は望めないが、ここぞという時にDFを引き締めるのはキャプテンしかいない。また、DFは若いユース上がりも多い。今期はその技術をしっかりと後輩たちに伝えてもらいたい。

5、櫛引一紀。いまいち伸び悩みぎみ。河合の代役が稲本ではあまりに寂しい。櫛引がしっかりと成長して、そろそろ周りを使えるようになってもらいたい。そのためにはまずは福森とのポジション争いにしっかり勝つこと。

6、前貴之。降格阻止の切り札とはなれず、富山から復帰。勝負はやはりボランチかサイド。さばくボランチとしては上里の牙城を崩すのは容易ではない。また、サイドとしてはどこまで攻撃で変化をつけられるか。J1から声もかかったようだが、その片鱗を見せたい。

7、榊翔太。今年も試練の年が続く。3トップでの出場には一皮も二皮も剥ける必要があるが、サイドは層が薄く、守備理解が上がれば可能性はある。あとはジョーカーとして短時間でどこまで違いを出せるか次第。

8、砂川誠。試練の年。年齢的に運動量に陰りが見え、WBでのスタメンは困難。トップ下も層がかなり厚く、ジョーカーとしての役割が中心になるか。逆に流れを変える力はピカイチだけに、07年のようなスーパーサブとしての活躍を期待したい。

9、都倉賢。昨年のブレイクをしっかり確かなものに。ナザリトとタイプがかぶるので、しっかりとお互いの良さが出るかがカギ。互いに遠慮したら強引な都倉の良さは出ない。キャンプでのコミュニケーションが今シーズンを占うと言っても過言ではない。

10、宮澤裕樹。とにかく怪我をしない丈夫な選手。今年もボランチを中心にプレーするだろうが、ニウドや稲本などライバルは多い。ただ、「怪我をしない」ことは何よりの武器。開幕スタメンを逃したとしても、いずれ出場機会を得てレギュラーの座をつかむだろう。あとは元FWだけにミドルシュートやPA内への飛び込みなど攻撃で違いを見せたい。

11、前田俊介。天才の加入で天才"肌"は難しい立場に。さすがにシャドー二人をテクニック系で固めることはしづらく、小野がスタメンで出ている限り出番は限定されるだろう。後は小野がいない時や終盤に変化をつけるとき。いずれにせよ、出場機会は限られそうだ。

13、内村圭宏。隔年エースは今年は当たり年のはず。3トップはかなり激戦区だが、スペースを使うタイプの内村はパワー系・テクニック系いずれとも相性がいいはずなので、序盤に流れに乗れれば量産も十分可能。エースの座を簡単には譲ってもらいたくない。

14、上原慎也。まずは怪我をしっかり治して、後半戦に期待したい。特にWBでは攻守で期待できる選手だけに、無理は禁物。急がば回れで、終盤のラストスパートで切り札となってもらえれば。

15、古田寛幸。原点回帰を期待したいドリブラー。世界にドリブラーとして出ていくなら、09年に香川が札幌Dで見せたようにJ2くらい軽くカットインできなきゃ話しにならない。今年はボールをもったら必ずシュートまで持ち込むような強引なドリブルが見たい。

17、稲本潤一。新たな広告塔。DFラインの真ん中が有力だが、本職ボランチも。マルチに活躍が求められる。身体はきついだろうが、河合と二人でDFラインの安定を任せられれば、ひとまずチームとしては落ち着きそう。

18、深井一希。まずは怪我からの復帰を。そして怪我をしにくい身体づくりを。去年の大弾幕の通り「世界は逃げない」。ライバルは多いが、焦らずに身体の基礎を作ってもらいたい。

19、石井謙伍。献身的な守備でサイドのスタメン候補。ただ、元FWにも関わらず攻撃面で圧倒的に物足りない。富山戦で見せた裏を狙う動きや、カットインなどもっと直接的にゴールに絡むプレーができなければ、いつまでも攻撃は個人技頼りになる。

20、上里一将。不動のゲームメイカー。上里がボランチにいてゲームが作れれば小野への負担が減り、バリエーションが広がるはず。欲を言えば攻撃性。引いて守る相手に自慢の左足が火を吹くところがもっと見れれば、攻撃の幅もさらに広がるはず。

21、阿波加俊太。今年もリーグ戦出場はかなり困難。しっかりとトレーニングの一年。他の3人から学んで、まずは4番手からの脱却を期す。

22、神田夢実。ルーキー開幕スタメンを飾ったものの、その後伸び悩み。昨年も相模原で出場機会に恵まれずに苦戦。今年も楽にはいかないが、フクアリで見せた思い切りの良さで下からの突き上げを期待したい。

24、福森晃斗。貴重なレフティー。左足で最終ラインから組み立てができるというのは左ストッパーとして武器になる。あとは守備面で監督の信頼をつかめるかと、期限付き満了でいなくならないか。

25、クソンユン。キャンプでは可能性を見せている若き守護神候補。かなり高い能力で金山の牙城を脅かしそうだが、あとは年間通して闘った経験がないだけに、メンタル面での影響がどうか。大ブレイクの期待は大きい。

26、イルファン。ツイッター王子も戦力としては未知数。主戦場はサイドのようだが、どこまで守備で連携が取れるか。トップ下なら得点能力次第で可能性があるか。

27、荒野拓馬。伸び悩む天才"肌"。総合的に何でもできるが、結局絶対的な強みがないことが何よりも伸び悩みの原因。アシストなのか、得点なのか、何かを極めなければ、レギュラーもオリンピックも厳しいのではないか。

28、菊岡拓朗。同じタイプの小野伸二の加入で厳しい立場に。守備に難がある以上トップ下しか活路はないが、小野伸二・前田俊介の壁は厚い。数少ないチャンスをしっかり活かして監督の信頼を勝ち取れるか。

29、永坂勇人。今年も即スタメンは厳しいが、層が薄いポジションだけに上手くすれば札幌での公式戦デビューもあり得るかも。怪我をせず、腐らずに一年を過ごしてもらいたい。

30、杉山哲。今年もベテランとしての役割が求められる一年か。金山・クソンユンが激しく守護神を争う中、しっかりとバックアッパーを務めることが求められそう。出場への壁は高いが、ベテランとしての役割に期待したい。

31、堀米悠斗。昨年は福島に期限付き移籍し、サイドでプレーして幅を広げる。今年も主戦場はサイドになりそうだが、特に攻撃面で存在感を出せるか。

32、中原彰吾。昨年終盤にブレイクも決めきれず。今年は層が厚くて苦しみそうだが、Jユース決勝で見せたゴール前の落ち着きを取り戻せば可能性はある。むしろ、上に行くには中原のさらなるブレイクは不可欠。

33、薗田淳。昨年の不完全燃焼からの復活を期す。櫛引・福森とストッパーを争うことが濃厚だが、違いを出してスタメン争いに絡みたい。

35、進藤亮佑。新人には厚過ぎる選手層。出場機会はなかなか見込めないものの、しっかりと現実的な目標をもって、名塚コーチの下しっかりとまずは身体と基礎を作ってもらいたい。

38、前寛之。今年も鍛錬の年。ボランチは層も厚く、出場はかなり厳しいが、腐らずに努力することが未来につながるはず。

42、ニウド。計算できるボランチ。サイドは層が薄いだけにそちらで出る機会もあるか。パスセンスが光ればサイドや3列目で起点となり、かなり負担が減るはず。後は無駄なカードをもらわずに、しっかり年間通して活躍してもらえれば御の字。

44、小野伸二。怪我からの復活が期待される司令塔。膝への負担からトップ下起用以外は考えられない。年間通してのフル活躍は望み薄も、間違いなく違いを出せる中心選手。

50、ナザリト。爆発が期待されるエース候補。「しっかりと周囲と連携が取れれば」止められない強さをもっているだけに、「しっかりと周囲と連携が取れる」ことを期待したい。

posted by kagikko |21:27 | コメント(0) | トラックバック(0)

2015年02月15日

今期戦力を分析する。(FW編)

今期戦力を分析する。(FW編)

好き勝手言いたい放題言ってきたこのシリーズもとりあえずこれでひと段落です。(もしかするとまとめをするかもですが。)

ということでFW編。

退団となったのはヘナン、丁成勲、ステファノ、純貴で、イルファンとナザリトが加入となりました。

この部分ではマイナスは少なく、ナザリトという強力なFWを獲得できたことは大きな力になったともいます。(個人的に大好きだった純貴の退団は、予想していたとはいえショックでしたが…。)

今年も3トップとなりそうなFW陣は、二手に分かれて考えてみます。

①2列目

2列目になりえるのは砂川、宮澤、古田、石井、神田、イルファン、荒野、菊岡、中原、ニウド、小野、榊、都倉、前田、内村、ナザリト辺りとなります。

ただ、はっきり言って層が厚いだけに、宮澤・ニウド(→ボランチ?)石井・イルファン・榊(サイド?)、実際に絡んでくるのは砂川、古田、神田、荒野、菊岡、中原、小野、都倉、前田、内村、ナザリト辺りがせいぜいかと。

その中でも小野、都倉、前田、内村、ナザリトは別格。

誰が出てもかなり計算でき、この5人が基本となって攻撃陣を引っ張ることとなるかと。

ただ、あえて言うと組み合わせとしてはテクニックの小野・前田、パワーの都倉・ナザリト、スペースの内村、この3種類の攻撃陣のうち、異なるタイプを組み合わせることとなるかと。

現行ではナザリトがトップにいて下に小野と都倉という形がベーシックなようですが、都倉・内村、小野・内村というコンビもあり得るかと。

③トップ

トップになりえるのは、FW陣の都倉、前田、内村、ナザリト辺り。

どの選手も経験があり、それぞれ良さがあるのでトップはできますが、やはり頭一つ出ているのはナザリトと都倉。

怪我にも強いですし、この二人がシーズン通してしっかりとトップで身体を張ってくれるものと思います。


結論:FW陣はわりと安心の層。テクニック系の砂川・前田・荒野・菊岡・小野、パワーの都倉・ナザリト、スペースを上手く使える神田・中原・内村、ドリブラー古田など、多種多様なバリエーションがあり、逆にバル監督の起用・手腕が問われる。

posted by kagikko |17:01 | コメント(0) | トラックバック(0)

2015年02月13日

今期戦力を分析する。(WB編)

マイペースにお送りする本ブログも4回目。

今回はWBに関してです。

WBとしては戦力的マイナスはなく、イルファン・ニウドが加入と、期限付き移籍から神田、堀米、前貴、古田が復帰。

これで小山内、前貴、上原、古田、石井、神田、イルファン、荒野、菊岡、堀米、中原、ニウド、榊辺り。

先日日刊スポーツ(?)で触れられた通り、非常に競争が激しいところとなっています。

一方で、個人的にDFラインに次いで不安なのがこのポジション。

WBというポジションは攻守にわたる運動量、しっかりと守備する規律立った守備理解力、攻撃の際にサイドで変化をつける攻撃力が求められる、はっきり言って非常にハードルが高いポジションと言えます。

個人的に上記戦力で現状でこれを満たしているように思えるのは上原のみですが、現在負傷中。

そうなると守備での規律を重視して小山内、前貴、石井、堀米、ニウド辺りを用いるか。

攻撃力を重視して古田、神田、イルファン、荒野、菊岡、中原、榊辺りを使うか。

いずれも一長一短あり、簡単には決められません。

ただ、予想という意味ではやはり昨年の実績から上原、石井、荒野がメインとなり、そこに残りのメンバーが絡む形になるでしょう。

実際にこれまでの2試合の練習試合では石井、荒野がサイドに張っていたようです。

しかし、この2人だけではよほどの確変がなければJ1昇格が厳しいのは昨年を見ての通り。

若い選手達の奮起が不可欠。

結論:戦力的には厳しい。どの選手が出るにしても周りの選手のフォローが不可欠も、そこまでの余裕が周りにあるか…。

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2015年02月08日

今期戦力を分析する。(ボランチ編)

さて、第3回はボランチ編です。

ボランチは上原拓郎が契約満了で退団になりました。正直それほど悪い選手だとは思いませんでしたが、「フィジカル面での課題」って果たして?

一方で新加入は東京Vでプレーしていたニウド、元日本代表の稲本が加入し、期限付きから前貴、堀米が復帰しました。

その結果としてボランチは前貴、宮澤、稲本、深井、上里、堀米、ニウドという圧倒的な選手層ができました。河合も本職はボランチでしたが、前述の通りDFラインはかなり層が薄いので、専念してもらいたいと思います。

正直、その中でスタメンを考えるのはかなり難しいですね。

そこでまずはタイプ分けすると前貴、深井、上里のようなゲームメイク系と、宮澤、稲本、堀米、ニウド辺りのガツガツ系になるかなと。堀米、前貴辺りはそれほどボランチで見ているわけではないので微妙ですし、宮澤はどちらも無難にこなせそうな気もしますが。

基本的にはこのゲームメイカー系とガツガツ系が組むのが一番チームが上手く回っていいと思いますね。

ゲームメイカーは上里でほぼ決まりかと。深井が離脱中で、前貴と比べるとやはり経験でも能力でも上里が上。深井が戻ってきたときにポジション争いをすることとなりますが、簡単にはレギュラー奪取とはならないでしょう。

上里の相方は宮澤、稲本、ニウド辺りが争う感じ。ここは横一線ながらも、稲本がDFとの兼業になることを考えると、ニウド・宮澤辺りがファーストチョイスかと。二人+稲本が競い合ってもらえればさらにレベルは上がるかと思います。
'
結論:ボランチの層は全く問題なし。上里を中心に宮澤、稲本、ニウドが争う構図になるも、誰でも心配は少ない。逆に前貴、堀米、深井ら若手陣はそれに食い込むために必死の努力、または別の薄いポジションでのチャレンジが求められる。'

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2015年02月04日

今期戦力を分析する。(DF編)

前回に続いてDF編です。

そもそも今期は3バックなのか、4バックなのかというところですが、普通に考えれば日高・松本という本職SBを放出していることからも3バックが有力とは思われますが、両方検討してみたいと思います。

その前にそもそもの獲得、放出状況の確認です。

日高琢磨、松本怜大という本職SB、SBもこなした守備的な上原拓郎が退団となりました。

そして何よりも痛かったのが奈良のFC東京への期限付き移籍。

若くして守備の要となっていた奈良の退団は、河合に代わるDFリーダー不在のチームにはあまりに痛いです。

代わりに入団したのが、SBもCBもこなすレフティー福森、ユース上がりのCB進藤、本職ボランチながらCBもこなす稲本辺り。

さらにSBもこなす前貴、福島でLSBの主力として活躍した堀米が期限付き移籍から復帰しました。

正直レンタルバックの2人も含めて新加入各選手はDFとしては経験がそれほど多くなく、一定の不安があります。



①4バック編

万が一4バックをするとして、問題となるのはとにかく両SB。

年間通しての計算ができなかった日高、いま一歩剥けきれなかった松本の退団の影響は限定的ではあるものの、もともと去年から計算ができなかったポジションゆえに即戦力の補強が進まなかったのはかなりマイナスポイントでしょう。

候補となるのが小山内、前貴、上原慎、福森、石井、堀米辺りでしょうか。

正直実績があって戦力として計算できるのは上原慎也くらいかと。

残りの1枠は残りのメンバーで争うことになるのでしょうが、正直年間通しての活躍は難しいかと思います。

福森は未知数ですが、これまでの試合出場数から勘案してもいきなり年間通して安定したプレーを求めるのは行き過ぎ。

小山内、前貴、石井、堀米といったユース出身者が一皮剥ける絶好の機会とも言えますが、目標をプレーオフ辺りに置くのであればかなり不安と言言わざるをえません。

CBはDFリーダーとして河合の両肩に大きな負担がかかります。

相方はパウロン、櫛引、福森、薗田、永坂、進藤、稲本辺りかと。

とはいっても、パウロンは去年見せたように4バックでは非常に不安定。

櫛引も河合とコンビならまだしも、独り立ちには一皮も二皮もむける必要があるかと。

正直河合がいれば相方が多少不安定でもなんとかできる部分はあると思いますが。

そうなると老齢河合不在時にどうするのか。

稲本は本職がボランチの選手であり、CBとして周りをどれだけ使えるのか。

そうなると奈良以上に櫛引が成長してもらわなければならないでしょう。

結論:4バックをするなら各選手の成長が不可欠。小山内、櫛引、前貴、堀米が一皮も二皮も剥ければ可能性はある。(逆に言うと基本的には…。)



②3バック編。

今期の主軸になると思われる3バック。

候補に挙がるのは小山内、パウロン、櫛引、福森、永坂、薗田、進藤、河合、稲本と言ったところでしょうか。

ストッパー(古いですかね?)の一角はパウロンで当確。

去年は有給消化率もだいぶ改善され、3バックになってからは自慢の身体能力を活かしまくって大活躍でした。

パウロンの安定した活躍なくして上位進出はあり得ないでしょう。

真ん中はやはり河合が有力。

しっかりとDFラインをコントロールできる選手として欠かせない存在となっています。

大問題は4バック同様その欠場時。

齢37歳の河合に年間通してフル出場を望むのは過酷。

去年は終盤の河合負傷時に奈良が成長し、しっかりと守備の要として期待できるようになりましたが、その奈良がいない以上、誰かが代わりを担わないといけません。

それなりに経験があるとはいえ、代わりが稲本ではあまりに寂しい。

櫛引にはまだ荷が重いとは思いますが、それは去年の奈良も同じだったことです。

櫛引に奈良以上の成長を期待するほかないかと思います。

ストッパーもう一角は激戦区ですが、通常は櫛引が妥当かと。

櫛引がセンターに入った時は現実的には小山内、福森、薗田辺りが妥当かと思いますが、いずれも未知。

新たなポジションの発掘が急務な小山内、未知数福森、昨年は再起を喫する薗田で切磋琢磨して化学反応が起きればと思います。

結論:3バックもパウロン・河合・櫛引は計算できるが、層の薄さが非常に問題。



ということで、ポイントは櫛引の成長、層の薄さ、SBの質(4バック時)辺りかと。

どうしてもJ1昇格を果たすには堅守が不可欠であることを考えるとかなり不安なDF陣ですが、そういった心配が杞憂に終わることを期待したいと思います。

posted by kagikko |22:32 | コメント(0) | トラックバック(0)

2015年02月01日

今期戦力を分析する。(GK編)

今年の戦力も(おそらく)確定し、キャンプも始まりましたので今年の戦力について検討したいと思います。

あらかじめご注意を2点。

①論理的異論についてはコメントに書いていただいて構いません。

ぜひぜひ議論しましょう。(そのためのブログですので大歓迎です。)

非論理的な異論(ex.私は○○選手が好きなのにどうして主力として考えてくれないのか等)についてはそもそも議論ができませんので、無視しますのでご了承ください。

②できるだけ各選手を応援する方の心情には配慮しますが、比較的軽めの否定的見解(ex.あまり戦力としては期待できない等)についてはご容赦いただければと思います。




それでは、本題に。

GKについてはホスンが湘南へ移籍し、セレッソからクソンユンが加入しました。

昨年は金山とホスンの2人が守護神の座を争ったこと、クソンユンがいかに年代別代表に選ばれようとも移籍していきなり合宿への合流が遅れるというハンデを負っていることから、当面守護神は金山で間違いはないかと。

とにかく安定性が求められる2ndゴールキーパーは杉山とクソンユンの争い。

当初は安定性があってしっかりとキャンプに参加している杉山が有利だが、クソンユンがキャンプ合流後にどこまでアピールできるか。

特に若いGKは勢いがあるので、連敗中にGKを変えるときなどはそこで当たってそのまま…というパターンも良くある。

二人が2ndの座を争いながら、その上の金山をもうかがう構図になるのではないでしょうか。

昨年は相模原でも苦戦した阿波加については、残念ながらよっぽどの確変がない限りじっと力を蓄えることになると思います。

ただ、まだ20歳の選手ですから、その先を見据えて腐らずに牙をといでもらえればと思います。

というGK陣ですが、そうするとやはり今回のクソンユンの獲得は非常にいい補強だったと思います。

ホスンとクソンユンでは実戦経験も加味して確かに戦力ダウンとはなりますが、ホスンと同レベルのGKを獲得できるほど今のチームには資金的余裕がありません。

また、金山を1stと考えれば、、杉山というベテラン+お手本と2ndの座を競れる活きのいい若手を獲得するのはベターな選択と言えるのではないでしょうか。

そこに日本滞在経験があって比較的チームや環境になじみやすい点、年の近い阿波加に発破をかける意味での周囲へのポジティブな影響、ホスンがいたためにDF陣が韓国人GKには慣れている点を考えれば、彼の獲得はなかなかいいことづくめなのではないでしょうか。

もちろん、本人がどこまで活躍できるかにもよりますが…。

結論:金山さん、今年は年間通して本当によろしくお願いします。杉山とクソンユンは2ndでそれを支えながらも、金山に何かあれば虎視眈々と。阿波加は力を蓄えるべし。



と、最初の投稿なので無難な話しに終始しました笑

おそらく、それほど異論のある話ではないかと思いますが、ある方はぜひぜひ。

すぐにはお話しできませんが、議論しましょう。

それでは。

posted by kagikko |16:04 | コメント(2) | トラックバック(0)

2015年02月01日

ブログ 始めました

はじめまして。

関東サポの鍵っこです。

今回ブログを開始することになりました。

またまだ初心者ですので、そもそもの使い方から怪しいものがありますが、よろしくお願いします。


さて、簡単にサポ歴の自己紹介を。

最初にコンサを知ったのは98年の悪夢のような入替戦をテレビで見たところでした。

多分選手を一人も知らず、「コンサドーレ」という名前すら初見だったはずの自分がなぜかJ2降格が決まって号泣したところからサポーター生活が始まりました。

とは言っても自分がいるのは遠いアウェイの地、関東。

今のようにインターネットも多くなかった当時はコンサの情報を得るのもなかなかに大変でした。(年会費500円のファンクラブ会報誌と新聞のスポーツ欄の端っこを一生懸命追ったものです。)

しかもまだまだ小学生だった自分ひとりで観戦に行けるはずもなく、年数試合は親に連れて行ってもらってなんとなく応援してる(?)という時期が続きました。

そして2002年にはついにゴール裏デビュー。

とは言っても、端っこでレプリカも着ずに私服のまま笑

ある意味すごいガッツだったと思います笑

そんな姿を見ていた親がようやくその熱意を認めてレプリカを買ってくれた03年からが本格的なゴール裏デビュー。

つまり、鍵っこのサポーター歴は基本的に「お金のない苦闘の歴史」だったわけです笑

応援を始めてすぐのヤンツーさんの時期は今思い出しても辛い時期でしたが、同時にものすごく夢にあふれた時期でした。

「いつかここから這い上がってやる」という野望と夢に満ち満ちていましたし、99年頃のジュビロのNボックスや後の野洲高のセクシーフットボールに魅力を感じていた自分にとって、ハマった時は本当に楽しい"フットボール"をしていたと思っています。

からのみうみう体制。

個人的にシステムや哲学はあまり好きではありませんでしたが、それでもJ2優勝を経験して号泣したりもしました。

なにより、コンバート直後はあんなに不安定で見てられなかった曽田選手が守備の要としてなくてはならない選手に成長したのが本当にうれしかったですね(←何様笑

そこからの石崎さんの体制。

正直、このころから若干のジレンマを感じながらというのが本音ですね。

あんなに苦しんだヤンツー体制からの5段階計画。結局あの頃の選手で力をつけた選手っているの?本当に育成できてる?結局移籍選手で戦ってるんじゃないの?

そんな思いを抱えながらも、一生懸命駆け抜けた4年でした。

このころからでしょうか、HFCの有価証券報告書とか自前で見始めて真剣に金欠について考え始めたのは笑

そして財前さん・バル監督の体制。

毎年のようにユースからたくさんの選手が上がってきて、ノノ社長の下で経費節減しながらも一生懸命費用対効果を高めている今。

若い選手にやきもきしながらも、ちょっと達観した目でチームを応援してます笑



ざっとこんな感じのサポ歴を歩んできた鍵っこ。

思い入れのあるのは佐藤洋平、ヤンツーさん、清野智秋、相川進也、曽田雄志、西大伍、砂川誠、横野純貴あたりですね。

長くなりましたが、そんなこんなでちょこちょこ更新していきますので、よろしくお願いします。

posted by kagikko |14:50 | コメント(2) | トラックバック(0)