2019年04月07日
そうか、イメージ効果か
よく政治家は失言し、あとから取り消します。 いつも、どうしてもっと考えて話さないのかなあ、ちょっと考えれば「これは言っちゃまずいな」とわかりそうなものなのに、と不思議に思ってました。 もしかして、政治の世界に入ると、そういう一般の常識みたいなものが見えなくなるからかな?とも。 でも先日、ふと思いつきました。 もしかしてあれって、わざと言ってるの?!と。 あとで取り消すというのは、決してはじめから言わなかったことと同じではないんですよね。 言ったことは聞いた人の記憶に残ります。 それが強烈なものだったり、有権者の利益に関わるものだったりするとなおさら。 事によっては、間違いだったことより言ったことのほうが記憶に残る可能性さえあります。 そうか、やっぱり忖度ってあるのよね、というのが、一番最近の失言から感じることなんじゃ。 だったら、道路作ってくれる政治家に投票するのがベストよね、と道路がほしいと思っている有権者は思うでしょう。 (もちろん、そう思わない人は別の政治家を選ぶでしょうが) 道路以上に、そういう事あるんだったら、ときの政権を握ってる党に票を入れとくほうが得よね、とおもうはず。 あの失言でもう一つあったのは、北九州・下関道路が過去にチャラになったのは、「悪夢の民主党政権」時代だったという間違い。 (本当は自民党の福田政権時代だったそうですが、あれについては謝りも訂正もしてないようで。こういうところも「奢れるもの・・・」が浮かびどうかなとは思いますが、これはまた別の話。) これも、もしわざと間違えたとすると、民主党は悪夢だったというイメージを根拠なく植え付ける効果はありそうです。 なんかそう考えると、政治家が頻繁に失言するのも頷けてきました。 だまされないようしっかり見て聞いて判断しなくては!
posted by じゅうよっつ |19:08 |