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2018年09月08日

これから

今回の北海道の地震で、被害はもちろん、その後、食料が不足したり、同じ商品ばかりの並んだコンビニ(それでもありがたかったですけど!)や、ガソリンに大行列したりする風景が、2011年の福島と重なって、自分にまだ引きずってる部分があったんだといまさらながら感じています
とても他人事には思えない。

完全に元に戻ることはなかなかだけど、日本だったら内地からの物資や援助も徐々に届くし、必ず、立ち直れます。
(って、引きずってると言っときながら、説得力ないですけどね!)

2011年当時、「いったいいつくらいまで、大きな余震に(気持ちも物も)備えないといけないのかな」というのが、一番知りたかったことでした。
誰も答えるのが無理なことだとはわかっていても、人間、いついつまで耐えてくださいと言われれば割とそうできるけど、いつまでかわからないと言われれば精神的にとてもつらいものです。

で、やはり大きな余震には、しばらく、例えば1か月、2か月、1年、正確には言えないけど、心と物の準備はしておいたほうがよかったように記憶しています。
当時一度、コンサの試合をテレビで見ているときに地震が来て、家具を抑えながら見ていたのを思い出しました。
それくらいのことができるくらい、余震は結構あったのだと思いますが、地震に慣れて見くびるのはまずいけど、慣れてました。

もちろん、今回の地震もそうだ、とは言えないわけで、そんな怖い思いはもうない、あるいはあまりないことを願ってますけど、そういう理由で、片づけはほどほどにしておいたほうがいいです。
落ちたものは、元に戻すとまた余震の時に落ちる可能性もありますし(あれって、気力が萎えます)、しばらくはぐうたらを決めておいたほうがいいかも。


福島では、緊急のものはすんでますが、まだ、震災後の建物の修復が続いています。
仮設もまだのこっています。家を建てるなんて、なかなか、人生2度もできることじゃないですもんね。あと除染もあってるし。

多分、北海道でも、その前の台風で大被害をうけた関西や四国、中部にしても、完全に元に戻るというのは、インフラは戻っても、なかなか長い時間がかかるんじゃないかと思います。

でもあの当時、Jリーグの試合はしばらく止まってましたが、チャリティの試合が仙台であって、久々にサッカーを見た時の嬉しさは忘れられません。
日本中いろんなところで、心配していただきましたが、災害にあって苦しい時に、苦しいところをすぎればその向こうにはそれまでの日常があるんだという光のようなものがみえることも必要だったんだと思います。
だから、日常に戻れるところから今まで通りの生活に戻っていくもことも、苦しんでいる人に手を差し伸べることになるんじゃないかなと思います。

posted by じゅうよっつ |13:18 | 考えごと |

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