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2014年08月29日

ののさんラジオ

昨日の夕刊を見てとてもびっくりしました。
12年ぶりのシーズン途中での監督解任。
今季はなかなか結果が出ず、あまりいい空気ではないときもあったけど
コンサの今までの流れを考えると、交代はシーズン終わってからかなと思ったけど…。

会見を終えたのの社長がラジオに出演しました。

監督交代が決まったのは昨日の17時55分くらい。
すぐ18時にリリースした。
その前に報道に出てしまい、サポーターもいろいろ考えるところがあったと思う。

財前監督はポゼッション上げて良くしていこうとしてくれた。
昨年のポゼッション率 16位→8位
   パス成功の数  16位→3位
ペナルティエリア内侵入11位→11位
ここで行き詰ってしまった感がある。
ボールの支配が継続してできることから、勝ちきるにつなげなければ。

ただ、財前監督がどういう良い仕事をしてくれたか。
クラブというのは指導者も育てなければならない。

選手を育成してくれたというところでは特に奈良。
前方へのパスの数が今季圧倒的にJ2で1位。
自分の陣地内での1対1勝利数も1位。
昨年はトップ10にも入らなかった。今野や遠藤が上位を占めていた。

クラブとしては財前監督を残してバルバリッチ監督を呼ぼうというプランを考えていた。
バルバリッチもOKしていた。
この狙いを先に言いたかったけど、報道が先に出てしまい悔しい。
自分(ののさん)の口から言えずに財前監督にも申し訳なかった。
本人もやり辛いところがあるようで、残すのは難しくなった。

ただ成績悪くて解任したのではない。
もちろんそういう側面もあるが、もっとうまくいくために組織を変える。

バルバリッチ監督はいつから候補に?
以前からリストアップはしていた。チームとしてうまくいっていても、常にそういうこと考えるのが仕事。
ここから数か月で成績を残すとすると、その人を知っていないといけない。
解説をしていたときに、オシムと3人で南アフリカW杯を解説したことがあって
こういう思考の監督なんだということは理解していた。

ユーゴスラビア系で熱くなりやすい。日本人からすると怖いかもしれないけど。
オシムの子分みたいな存在。日本人がどういうサッカーをしたらおもしろいか、アイデアを持っている。

なぜこのタイミングで交代?
昇格するためには6位以内に入ってプレーオフに出たい。
そのなかでも4位以内でホームでやりたい。
今、残り14試合で4位との勝ち点差が13。
うまくはまればひっくり返せるかというところ。
でも、目の前の試合を勝つことだけで試合しているわけではない。

監督が代わったというのは選手としてインパクトのあること。
内村、石井はバルバリッチ監督と一緒にやっていた。
石井はめちゃめちゃ怖いって言っていました。4回だか退席処分にもなっているし。
あの辺りの人にとっては普通だけどね。

小野、河合とはたくさんしゃべった。
ベテランでもピリピリ、不安あり、楽しみあり。

J1優勝を2連覇した広島もペドロヴィッチ監督のベースに加えていった。
コンサも財前監督のベースを大事にしたい。

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監督交代というのは、いつもいいニュースとは思えない。
もちろん今の現状がベストだとも思わないし、何か変わるきっかけがあればいいなと考えていたけれど…。
若手の育成がクラブとしても力を入れたいところで、さらに試合にも勝ち昇格を目指す。
全てを同時に良い方向へ持っていくのはなかなか難しいところもあると思う。
奈良くんがそんな素晴らしい成績をあげていたのは知らなかったけれど
これはずっとスタメンで起用し続けた経験と自信からくるもの。

最近は監督の采配も気になるところだった。
あの選手が見てみたいとか、先に交代はあの選手でしょとか。
自分が監督になったかのように試合を見るのもサッカーのおもしろいところだなーと今は思います。
でもなんだかんだ言って、コンサを率いてくれた財前監督には感謝です。ありがとうございました。

新監督はバルバリッチさん。この時代の愛媛めっちゃ見てたわ!
学が活躍していたときか。昨日は過去の選手名鑑を出して眺めていました。

これから新しいスタートを切るコンサ。
まずは明後日、熊本戦!待ってろ~やす~。
そして、ホーム長崎戦!ナイターですが、たくさんのサポーターが集まるといいですね。
私もドームに行きます!

posted by めろん |11:21 | ラジオ | コメント(2) | トラックバック(0)