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2008年03月13日

ハム焼と指定管理者

Jリーグ会場で販売されている最強の食べ物は、博多の森バックスタンド下の牛ステーキ串400円であると信じて疑わなかったのだが、カシマスタジアムのバックスタンド裏のハム焼400円は、なるほど大行列も納得のウマさだった。

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僕は並ぶのがダメなので、大行列を見た瞬間に関心外になったのだが、友人が並んでくれた(買うまでに要した時間は少なくとも20分、もしかすると30分ぐらいだったかも)。

ハム焼だけではない。もつ煮(大)500円も、具がたくさん入っていて(これだけあればご飯いらないぐらいのボリューム)、とっても美味。その他にも、博多の森のバックスタンド屋台村のごとく、地元業者による売店が並んでいる(売店の数は博多の森より多いんじゃないか?)。そのうえ、テントの裏で肉を焼いている常陸牛すき焼き弁当(800円)がものすごく高いものに見えてしまうほど、どこも安い。

その傍らではキックターゲットのようなイベントも行われていて、大勢の観客がコンコースにひしめく様子は、まるでお祭りなのである。

僕は前回のカシマ訪問時(2002年10月27日)の記憶が、試合以外はほとんどない。どうやって帰ったのかすら覚えていない(電車で帰ったんだとは思うんだけど)。ゆえにこんな楽しげなものを見落としていたのかと思ったのだが、前回も一緒だった友人の記憶でも、これほどにぎやかではなかった由。

ふと思い出したのは、試合翌日になってから。

カシマスタジアムは、06年から、鹿島アントラーズが指定管理者になっている。

それがこの賑わいにつながっていると言えるほどには材料を持ち合わせていないのだが(というかそもそも02年の経験と今回の比較以上の材料はないのだが)、クラブの立場で考えてみるに、これほど観客が楽しんでくれて、しかも売店の売り上げの一部がクラブに入るのであれば、クラブもやりがいがあるだろうし、売店を出店するほうにもより強い動機が生まれるだろう。

前のエントリーのコメントでお勧めいただいたハム汁は、発見したときにすでにもつ煮(大)を食べてしまっていたので、食べられなかった。来年の課題だな。


posted by issey11 |21:44 | 2008遠征 |