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2007年09月27日

考えすぎなわたし

第36節のモンテディオ山形戦(8月26日)まで、今季のアウェーゲーム16試合のうち、僕が見に行ったのは6試合だけで、しかもその中に負け試合は1つも含まれていなかった(どころか5勝1分だった)のに、その後、笠松、鳴門、平塚と、3つ続けてアウェーに行ったら、その間のホームゲームも含めてまったく勝てない状況に陥ってしまって、これはもしかするとオレが悪いのか?もしかして次の厚別はオレ行かないほうがいいのか?と、平塚の試合の後、本気で悩みました。

ミッドウィークの笠松だの鳴門だの、そんなところにわざわざ行ってこの結果、ですからね。これはきっと、自分がよくない何かを持ってるに違いない、と。

平塚の試合があまりにふがいなかったから抗議の意味で見に行かない、という選択肢は、僕の中にはなく(ふがいなかったのは確かですが)、チームのためになるのであれば、自分が試合を見に行かない(行けない)のも、仕方がないかな、と。

自分が楽しむためにサポーターやってるわけじゃなくて、チームが勝つためにサポーターやってるんだから、最優先させるべきはチームが勝つことであって、それに対して見返りを求めちゃぁいかんのです(と、僕は思ってますが、こういう人ばかりではいつまで経っても観客は増えないわけで、他人の姿勢に「そんなのはサポーターじゃない!」「ファンとサポーターは違うんだ!」などと息巻くつもりはないです)。

でも、昨日は、札幌ドームのほうで何かやってるし、テレビも新聞もそっちばっかり取り上げてるみたいだし、オレが行かなかったら(おそらくただでさえ少ないであろう)観客数がさらに減るのか、幸いにして仕事の都合とかで行けないわけではないのだし-去年の雨の徳島戦は仕事の都合で行けなかったのです-、やっぱり行かねばならんだろうと、意を決して、自分なりに厄落とし(<秘密)をしてから、出かけたのでありました。

前節(41節)の湘南ベルマーレ戦では、技術戦術以前に、選手たちが自信を失ってしまっているように思えたので、ここから立て直すには選手を替えるしかない、4バック全員入れ替え(別名ジーコ作戦)だ!FWは相川の一発に期待だ!とか、平塚の帰りには半分以上本気で言ってたのですが(「監督を替えるか、選手を替えるか」ってのもありましたなあ<歴史)、そうか相川はそこまでダメだったですかと、今日の発表を見て思ったわけです。

相川はともかく、前節でものすごく気になったのは、やたら弱気な大塚(ボールを前に運ばない<一時の中尾のよう、ポジション取りがやたらと低い)と、西澤・西嶋の両サイドバックでした。湘南戦の前には、鄭容臺がサイドバックをやるかも、との報道があったので、次節(山形戦)はヨンデが右に入って、左は芳賀にでも下がってもらって、なんてことを考えていたのですが、実際には、西澤はそのままで、池内が左SBに入って、ヨンデが大塚のポジション、でありましたね。

池内のSBなんて裏取られまくりになるんじゃないか?と、はっきり言って、かなり懐疑的でしたが、いや、池内さん、申し訳ありませんでした。池内は、気持ちで戦える選手なんだな。こういうときは、池内の、ときに空回りすることもあるぐらいの気合が必要だったのだと、よくわかりました。ギャンブルせずに、最小限の布陣変更でこういう試合をさせた三浦俊也監督の手腕に、あらためて、感心しました。

なんだかんだ言っても(誰も言ってないか?)、池内は、鹿島育ちなんだなあ。他の選手が持っていないものを持っている、ってことなんじゃないかなあと、一昨年のアウェー徳島戦だったかでクイックスタートからフリーキックを決めちゃったときのことを思い出したりなんかして。

第2クールの途中あたりから見えていた、後ろからビルドアップして、前でタメを作って、中盤でポジションチェンジして、といった攻め方をすっかり捨ててしまったことには、若干の寂しさも感じるのですが、それぞれが自分のゾーンを責任を持って守ることを徹底した(ように見えました)結果が、連敗の脱出ですから、とにかく昇格が最優先課題の今季は、もう、これで行くしかないでしょう。美しさよりもハードワークの時代、なんでしょうかねえ。

あれほどダメダメだったチームのあまりに見事な復活に驚き、次節の東京ヴェルディ1969戦は、今季のJ2リーグを占う名勝負になる予感<そしてわたしはまた行ってしまいそうな予感(^^;)

posted by issey11 |23:07 |