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2007年04月08日

仙台より帰ってまいりました。

キックオフの1時間ぐらい前に降った、まさにバケツをひっくり返したような大雨は、スタンドから見ている以上にプレーに影響を与えたのでしょう。何の接触もしていないところで足を滑らせて転ぶ選手が、双方に、多数、見られました。

そしてそのうちのいくつかはなぜかファウルに…そう、今日の主審は、あまりにもあまりにも、いかがなものか、でした。両チーム合わせて4回の警告はいずれも不可解で、カードを出すことによって「この場を仕切ってるのはオレだ!」と言っているかのようでした。

そんな中、必要以上に荒っぽくなることもなく、くだらない揉め事を起こすこともなく、最後まで緊迫したゲームを見せてくれた両チームの選手たちを、まずは、讃えましょう。

コンサドーレが大人のチームになったかなあと感じたのは、そういう曖昧な主審の判定を相手にしなかったこともそうですが(一部危険な選手もいましたが(^^;))、前半終了間際のわずかなチャンスにきっちり得点した試合運びです。今までなら、あれ、やられてる時間帯でしょ。

そうはいっても、最後の最後に追いつかれたのではありますが、あのスタジアムの空気に呑まれてへんなミスして最後は逆転して負けるというのがこれまでのパターンでしたから、その点も、まあ、少しはチームとして成長しているんじゃないかなと思うのです。

あの仙台スタジアムにあって選手たちの声が聞こえたのにはびっくりしました。「しゅーちゅー、しゅーちゅー」と叫んでいたのは、ブルーノだったのかな?そんで、後ろからブルーノと曽田が声をかけ、中盤では芳賀がまわりに指示を出して、4-4-2のきれいな3ラインが完璧にスペースを埋めてました。前々節の湘南ベルマーレ戦あたりまでは、もしかして大宮アルディージャふう4-4-2とは違うことをやろうとしているのかとも思えるような守り方をしてましたが、今日は、西谷も藤田も、中央の2人とほぼ同じ高さを維持しようとしてました。

相手のロングボールに対しては、西嶋が中に絞り、カウエが西嶋のオリジナルポジションを埋める、というのは、前節のセレッソ戦と同じ(室蘭より見やすい分、今日はよくわかった)。

ただし、引き分けでよかったとは、まったく思ってません。もったいなかった。こういう試合は、とらなきゃダメです。無人のゴールへ向かって打った相手のシュートがポストに当たったり、あとは前に蹴ればゴールというところでなぜか相手選手がそのボールを蹴り損ねたりといった幸運があれだけあったのだから、1-0で逃げ切らなきゃいけません。ああいう幸運を味方につけられるかどうかが、最後に勝ち残れるかどうかを決めるのです。

終盤、ディフェンスラインを必死に高く保とうとしている姿は、頼もしかった。今季の守備は、見ごたえありまっせ。

それにしても日曜16時のアウェーは、帰りがきついです。翌週に疲れを残すようなこの日程の組み方、なんとかならんもんか(<それなら行かなきゃいいんですけどね(^^;))。

posted by issey11 |22:41 |