2007年04月01日
それでも意味がある「暫定」首位
昨日の勝利で首位に立ったと騒ぐのはいかがなものかと、ふだんから見ているサポーターは思うわけです。他チームが試合をしていないうえ、ヴェルディに至っては試合をしたとしてもまだ消化試合が1試合少ないのですから、実質的には首位にはほど遠い状況です。 しかし、昨日、引き分けに終わっていたら、スポーツ紙の1面に取り上げられることはなかったでしょう。日常的に見ている人からすれば「そんなに騒ぐなよ、ホントは首位じゃないんだから」と思うことでも、道新やNHKが「首位」として大きく扱うことで、一般の(ふだん見ない)人の関心は、十分に引きつけられます。 うまい具合に(などと言ったらファンの人には申し訳ないですが)、昨日は、ファイターズが大敗しました。だから、コンサドーレは、勝っただけでも1面になりやすい。そこに「首位」というわかりやすい見出しがつけられるのですから、サポーター界の外にアピールするには、絶好の機会です。 この何年かは、こういうチャンスを、ことごとくつぶしてきたような気がします。逆に、せっかくいい試合をしてもファイターズがもっとおもしろいことをやっている裏だったり、観客がたくさん入ったときにひどい試合をしたり(その代表例が一昨年11月の甲府戦でしょう-今になってみると、あの試合は、その後に集客に決定的なダメージを与えたのではないかと思います)。 昨日の勝利は、そういう点で、アウェーの四国で勝ったこと以上に、大きな意味のあったものだったと思います。少し長い目で見たときの流れが、いいほうに傾きかけているのではないかと期待したいです。
posted by issey11 |19:47 |