スポンサーリンク

2006年01月05日

リーグ戦完全制覇への道

昨日から3月上旬の安い航空券が発売されている。開幕戦は西のほうとの噂ではあるが(金曜日を休まないと見に行くのは厳しそうだ)、いずれにしても、そろそろ真剣に今年の観戦スタンスを決めねばならない。ホームはよほどのことがない限りぜんぶ見るとして、アウェーはどこに行くか、何回ぐらい行くか、そのためにはどのくらいの費用が必要か、などなど、要は、今年の自分の生活の中で、どのぐらいの時間をコンサドーレに振り向けるか、の、判断である(<大仰な表現だ)。

僕は、2002年から2003年にかけて、リーグ戦全試合を観戦した。その話をすると、お金が大変だったでしょう?と言ってくる人が多いのだが、本当に大変だったのは、お金よりも自分の精神面だった。

そりゃ、お金はかかりますよ。でも、リーグ戦のスケジュールというのは早い時期に決まっているから、早割とかバーゲンフェアとか、2ヶ月前に発売される安いチケットをその都度ちゃんと確保しておけば、意外に安く上げられる。そもそも、最初から全部見ようと思っているのだから、それなりの旅費はあらかじめ工面してある(つもりだったがやっぱり苦労はした^^;)。

2002年のJ1リーグは楽だった。30試合しかないうえに、4月の函館(「責任を取るのは誰?」)の後は7月の神戸(バーヤックが決めていれば…)までが中断期間だったから、実質的には7月半ばから11月末までの4ヶ月半だったようなもの。これなら、惰性で乗りきれる。

それでも、いつだったか、新千歳空港のエスカレーターを上がりながら「オレ何やってんだろ?」と、つぶやいたこともあった。

きつかったのは2003年のJ2リーグだ。なにしろ、3月から11月まで、ほとんど休みがない。本州のチームならアウェーといっても自宅にほど近い場所で行われることもあるが、コンサドーレの場合はアウェー=飛行機で行く場所なので、単純にいえば隔週でどこか遠くへ出かけている感覚。おまけに第2クールの途中あたりから早くもJ1昇格が怪しくなってきて、観戦のモチベーションもどんどん下がる。

夏場を過ぎてからは、こんなふうに全試合見られるシーズンなんかそうそうないだろうから今年はなんとかして全部見なければ、せっかくここまで全部見たんだからやっぱり残りも全部見ないともったいない、と、このわけのわからない理屈だけが唯一の支え。

見ているほうですらこうなんだから、やっている選手は何がなんだかわからないうちに時間ばかりが過ぎてしまったのではないかと思う。次の試合はここをこうして、とか、談話としては出てきても、心と体のリフレッシュができないうちに次の試合が来てしまって、まだチャンスはある、まだあきらめちゃいけない、などと言っているうちに10試合、20試合と消化してしまう、なんて感じではなかったか。

とにかく、かなりの覚悟がないと、全試合観戦は難しい(しかも今年は48試合だ!)。

心構えができていても、交通機関の乱れが全試合観戦を阻む場合もある(僕自身、2003年には乗るはずだった電車が事故で運休になって危なくなったことがあった)。昨年の山形(雷雨)のようなことがあって日程が変更になれば、その分の時間は新たに捻出しなければならなくなる。

2004年の第2節、雪の埼玉スタジアム2002での大宮アルディージャ戦は、見ようと思えば見られたのだが(だってその前日は東京で仕事してたんだから)、これを見たらまた全試合観戦の誘惑に駆られる、どこかで連続観戦記録をストップさせなければ、と、あえて(前日の最終便で札幌に戻って)テレビ観戦にした次第である。

昨年の観戦数はちょうど30試合(いちばん遠かったのは鹿児島)。このぐらいが、ちょうどいいような気がする。


posted by issey11 |20:17 | 日々雑感 |