2005年11月27日
鳥栖のCDの話
すぐ下の記事のコメント見て、何か(昨日の試合のことではない話題で)鳥栖のことでも書こうかと考えて、CD持ってたのを思い出した。
探してみたら、すぐ出てきた。最近は(マキシシングルばかりになって)見かけることのほとんどない、8cmサイズのCD。サガン鳥栖F.C.オフィシャルサポートソング「GET AT WIN ~ DREAMS BECOME TRUE VICTORY! GET AT WIN」ってのがそうなんだが、考えてみれば、今はもうサガン鳥栖F.C.じゃなくてサガンドリームスじゃないですか。ということは、もうこれは使われてないのかな?
さらによくよく見てみると、まる再のマークの後には「99・4・19まで」と書いてある。さらにさらに「このCDの収益は、サガン鳥栖F.C.の運営経費の一部として活用されます。」「"GET AT WIN"はTAITO通信カラオケX2000proで唄うことができます。」という文字も。
これ、けっこう、レアものなのかも。
この種のCDがけっこう出てきたので、また新しいカテゴリーを作ってしまった。ネタがなくなったときに、淳二順次、紹介していきましょう。
posted by issey11 |21:19 | CD |
2005年11月27日
これはダメだ
以下、北海道日刊スポーツのサイトから引用。
(引用ここから)
柳下監督がサポーターの横断幕に怒り
コンサドーレ札幌の柳下監督が横断幕に怒った。26日の鳥栖戦の試合開始前、札幌のサポーターが張った「飲酒運転撲滅! 中尾もJへ!」と書かれた横断幕を発見し撤去を要請。(以下略)
(引用ここまで)
昨日も書いたように、飲酒運転云々はギリギリかなと思っていたのだが(でも、そんなことしてわざわざ相手チームの闘志に火をつけなくてもいいじゃない、とも思うけど)、固有名詞出したら完全にアウトだ。しかも、その場にまったく関係ない人間の名前じゃないですか。これはいくらなんでも調子に乗りすぎ。
限りなく東京ガスに近いFC東京的応援、あれも好き嫌いはかなりはっきり分かれると思うのだが(「♪田舎でも」とかね)、あれはそれなりにセンスがあります。高度な技だから、中途半端にパクるとかえってとんでもないことになってしまう(=無理して真似することなんかないんだって)。
柳下正明監督はじめ、関係者のみなさまにお詫びするベストの方法は、次の試合でみんなが熱い声援を送ること(クラブに電話とか入れたら迷惑かかるだけだから)。最高の最終戦にすべく、サポーター~ゴール裏って意味じゃなくて、コンサドーレが気になるすべての人~が力を合わせて盛り上げましょう。立って歌うのは趣味的に合わないとか、体力的にきつい(=わたし(笑))とか、そういう人でも、誰かを誘えばそれだけで立派なサポートになりますよ!
posted by issey11 |13:27 | 日々雑感 |
2005年11月27日
札幌特殊(?)事情
横断幕&試合終了後トラブル問題の概要がかなりわかってきまして(たとえばこの報告とかこの報告とかこの報告とか<みなさんに感謝&鳥栖の運営の方には大変ご迷惑をおかけしました)。
※道新さんはかなりはっきり書いて主張もしてますね。
そうはいっても現場に居合わせたわけではないことに変わりはないから、そこに真正面から切り込むつもりはないのだが、いい機会なので、ずっと頭の片隅にあってもやもやしていることを、まとまらないままではあるが、まとまらないなりに、書いてみよう。
コンサドーレ札幌は、Jリーグブームからはちょっと遅れてスタートしたクラブだ。また、近くに別のJクラブがないという地理的な問題があって、多くのサポーターは、他のクラブのホームスタジアムがどんなふうになっているのか、メディアを通じてしか知らない。
今日は自分の応援するチームはアウェーで遠くに行ってるから、別のチームの試合を見に行こうか、と、簡単に他チームの試合に出かけられるのは、首都圏や東海、近畿だけに限らない。九州なら福岡と鳥栖はすぐ近くだし、仙台と山形も近いし、北海道にいるとものすごく辺鄙に感じられる徳島だって、実は神戸がすぐそばだ(徳島から見れば北海道のほうがよほど辺鄙だろうが)。
そういう意味では、札幌の観客は、隔離された状態にある(観客というのがいいのかサポーターというのがいいのか、人によって受け止め方が異なる言葉を使うのは難しいのだが)。この情報氾濫時代にそんなことなかろうと思われるかもしれないが、これは僕の実感。やっぱり、実際に足を運んでみるのと、メディアを通じて見聞きするのとでは、全然違う。
もう一つ、比較的近い場所に別のクラブがないと、生観戦する絶対数が確実に違ってくる。首都圏在住者なら、柏レイソルのサポーターであっても柏の試合がなければ(あるいは試合会場が遠隔地ならば)味スタにFC東京の試合を見に行く、といった行動は、かなり普通のことだろう(「普通って何よ?」とかいう議論はおいといて)。
だから、札幌の観客(いや、サポーターといったほうがいいのかな、やっぱり)が、(首都圏在住者をはじめとする)Jリーグ経験値の高い人たちと異なる空気を持っているのは、仕方がないことだ。いやいや、仕方がないというと否定的に聞こえちゃうけど、オリジナリティを持ちうる可能性があるってことだ。
だから、サッカー界の常識では、なんて言葉に、簡単に逃げないほうがいい。「サッカーは戦争だ」「サッカーでは相手チームにブーイングするのは当然だ」「レフェリーがホームチーム寄りの判定をするのはよくあることだ」等々の、誰が決めたわけでもない常識なるものにとらわれる必要はない。試合のルールとは違うんだから、「こういうときはこうでなければならない」と、自らの行動を縛る必要はない。
Jの中では比較的トラブルの少ないコンサドーレの試合で、元気のよすぎるサポーターが出るのはアウェーゲームばかり(たとえば去年の等々力とか、一昨年の大宮公園とか)であるのは、その辺の温度差ゆえなのではないか。アウェーゲームにも多くのサポーターが集まり、しかもそのうちのかなりの部分が札幌在住者ではないという点では、コンサドーレは、Jの他の多くのクラブとは異なる。運営にとっては、他のクラブを見習うだけでは不十分であり、さらに一歩先を行くコントロール(付き合い方)が求められるという難しさがある。
なんか書いているうちに論点が拡散してきてしまった。やっぱりまとまらん。また今後も頭の隅に置いたまま、ときどき出してくることにします。
posted by issey11 |08:03 | 日々雑感 |