2008年05月15日
増資の使いみち
さて、増資で得た資金の使いみちです。 HFCの有価証券報告書(オフィシャルHPから閲覧できます)によると、H19年12月31日時点の決算で、192,081千円の債務超過ですね。 ですから、今回の第三者割り当てによる増資で、目標額の4億円を満度に集めたとすると、今期末決算で207,919千円の単年度赤字までは債務超過にならずに済むことになります。 単純に言えば、単年度で207,919千円の赤字になるまでは、選手を補強したり、TVのCMを打ったりするなど、いろいろな費用をかけることができるということです。 ですが、それをやっちゃうということは、来季以降のリスクを全く考えない博打ですね。 普通は、来季以降の経営リスクを考え、繰越剰余に回すとか、内部留保として積立金にするか、または、何らかの引当金にするか、などして企業体力の増強に当てます。 今期の経営でなるべく単年度黒字に持っていくことを考え、なおかつ、来期以降への経営体力をどれだけ残すか、ということによって今期の補強に回せる予算が決まってくることになります。 減資&増資なんていう荒業は、2回目はないものと考えなければいけません。 (もちろんHFCの業績が絶好調で、当社の株を是非買いたいというような環境になっての増資であればなんの文句もありませんけど) もし、次に経営体力が低下したら、民事再生手続きとか、それこそ破産手続きなども考えなければならないでしょう。 今期の集客数も当初計画を下回っていることを考えれば、今期の黒字も難しいかもしれません。 相当の企業体力は残さざるを得ない現況下においては、大型補強は難しいと思わないといけないかもしれません。
posted by ぶっきちゃん |21:45 | コメント(2) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:増資の使いみち
確かに難しい局面です。
ただご存じのとおり、降格した場合のダメージは
計りしれなく、新たな再建策などナイかもしれません。
単年赤字に陥ろうと残留は必達目標です。
ただJ1に位置する限り、Jリーグからの配分金・
広告媒体収入・その他売上など
J2とは億単位で違ってきますから、
今年度についても当初年度予算の売上げ見込が
そのままという訳ではないと思います。
ゆえに残留さえ出来れば、ポジティブな要素は意外に多いのです。
すべては今年の残留の可否にかかっています。失敗は許されません。今年やりくりして単年黒字化出来ても降格すれば、中長期の財政面では全く意味のないことだと思います。
通りすがりの乱歩津、失礼しました(・ω・)
posted by (・∀・) | 2008-05-15 22:25
Re:増資の使いみち
> (・∀・)さん
コメントありがとうございます。
どこまで補強に当てるのか、本当に難しい舵取りだと思います。
オフィシャルHPの2008年予算案によると、J1仕様の収入増を見込んでの当期損益は97,743千円の黒字です。
それなりの強化費用は組んでいるはずですから、増資から当てる分と併せて、それなりの補強はできると思います。
私も、トップリーグにしがみついてでも残ることが、チームの強化には最適と思っている1人ですから、手をこまねいて降格するのは嫌ですよ。
たまにJ2から出直せとかの声を聞きますが、J2にいるうちは、結局はJ2レベルのチーム力にしか身に付かないと思うのです。
posted by ぶっきちゃん | 2008-05-15 22:48
