2008年07月01日

ヘリクツを突き通す

北京オリンピックサッカーのOA問題は決着したようだ。

迷走OA枠……大久保の招集を断念
神戸・安達社長は「これで決着」

結局大久保の招集は見送り。形としては神戸側の主張が通ったことになる。
がしかし、サッカー協会側の主張はもちろん違う

 大久保をめぐっては神戸が招集を拒否してきた経緯があるが、小野委員長は、あくまで反町監督がメンバーから外したことを強調した。「いろんな選手を呼ばなかった。最終的に時間をかけて絞り込んだ。このメンバーで(反町監督は)思い切り戦っていきたいということ。たまたまクローズアップされたのが神戸。最後は監督の意思を尊重」と説明した。

神戸の「OAの招集は話し合い」という主張を認めたわけではなく、あくまでも反町監督が大久保を選ばなかっただけだと。間違っても「大久保を招集したかったけど神戸に拒否されたので断念しました」なんてことは協会としては口が裂けても言えないのである。だれがどう見てもそんなのはヘリクツに違いないけど、どんなに見え透いたヘリクツでも突き通さなければならないヘリクツはあるのだ。神戸の主張を認めてしまうと、それは既成事実となってしまう。ま、現状でも十分既成事実のようなものだけど、今後のためにも協会としては神戸の主張を認めたわけではないという逃げ道は必要なのだ。結局「OA招集をクラブは拒否できるか」という問題は灰色のままである。オリンピックは4年に1度なので、今回は灰色決着としても、次回まで時間があるのでそれまでに明確なルール化をすればいい、という考えなのではなかろうか。こじれた問題の落としどころとしては今回の協会(反町監督)の判断としてはまぁ、やむを得ないところだろうか。

それにしても、どんなにミエミエのヘリクツでも突き通さなければならない事ってあるよなぁと、しみじみ感じます・・・

posted by たじ |15:14 | サッカー一般 | コメント(3) | トラックバック(0)