2007年08月30日
フェアではない
12.netについてHFCより8/29にお知らせがリリースされている。 Consadole12.net会員の皆様へお知らせ それを読んで驚いたのはこの一文。 会員規約第1章8条、及び第4章15条の5項により、「既に受領した利用料金その他の債務の払い戻し等は一切行わないもの」としておりましたが、会員の皆様には永らくご愛顧いただいておりましたので、感謝の気持ちを込めまして、ご利用料金を返金させて頂きます。 ええっ、そんな規約だったの?? 既に閉鎖したサイトの規約なので、今となってはその規約の全文を読むことはできないのだが、これは釈然としない。部分的に抜粋されているので、この「払い戻し等は一切行わないもの」というのがどういう条件下における規約なのかがわからないのである。果たして今回のサービス終了に関して適用できる条文なのか? 一般論としてはサービス提供側の都合によらない、サービス提供側に非のない場合は「払い戻し等は一切行わない」で通ると思うが、サービス提供側の都合なのに払い戻しをしないというのは社会通念に反しているのではないか。そんな規約が通るのであれば、会員を募りお金だけ集めてすぐ閉鎖する、という意図的な詐欺商法が肯定されてしまう。 契約社会とはいえ契約が絶対ではなく、公序良俗、社会通念に反する契約、条文は無効となる場合がある。果たして12.netの規約はどうだったか。今となっては私には検証できないし、実はそのこと自体は私の今回のエントリーの主題ではない。 問題なのは、閉鎖して1ヵ月以上たってから上記のような文章が掲載されたことである。このオフィシャルブログ内でも、12.netの返金作業が遅いという批判のエントリーをされている方が複数いるように記憶している。あるいは、他の掲示板でもこのことは問題とされている。おそらく、HFCには抗議の電話なりメールが相当数来ているのだろう。それに対処するという意味で「お知らせ」がリリースされたのだと思う。そのことはいいのだが、なぜ今回「払い戻し等は一切行わないもの」という規約条文を持ち出したのか。 私はこれはフェアではないと考える。 既に規約を確認することのできない段階で規約を持ち出す。しかも都合のいい部分だけを抜粋する形で。規約を持ち出すならば最低限、該当規約の全文を掲示すべきである。これでは読んだ方は相手方の主張が正しいかどうか判断できない。 HFCとしては「返金作業が遅い」というクレームに対して「本来返金しなくていいものを好意で返金する」というスタンスでクレームを交わそうという意図なのだろう。 ならば最初からそういうスタンスで行けば良かったのだ。 私の手元には12.net終了のお知らせのメールが残っている。 そこにはこう書かれている。 閉鎖に伴い6月4日にて、新規ご入会・更新受付を終了させていただきます。 尚、現在会員の方につきましては残月分の料金は返金させていただきます。 詳しくは後日改めてお知らせいたします。 この段階では規約のことには全く触れていない。 好意で返金するのだから返金作業が遅くなっても文句を言わないでほしい、というのならこの段階でそのことを明示すべきことであった。 クレームが来てからその言い訳として既に検証不能な規約を持ち出すという態度はフェアではない、というのが私の意見である。 8/29リリース「Consadole12.net会員の皆様へお知らせ」の「会員規約〜」以下の3行について削除することを希望します。 石屋製菓の問題で世間が騒がしい折りでもある。 小手先で批判をかわそうとするのは怪我の元。 認めるべきを認め、真摯に対応すれば多くのサポーターは理解してくれるはず。 HFCとサポーターの信頼関係はその繰り返しで作られるものだと思う。
- 私個人は期間満了なので返金の対象ではありません。
- これと同内容のメールをHFCに送りました。
- 試合当日にテンションの下がるエントリーで申し訳なく思ってます。
posted by たじ |11:19 | コンサドーレ | コメント(7) | トラックバック(0)
