2006年11月09日

喜びと悩みと希望

天皇杯4回戦、ナビスコカップ王者にしてオシムジャパンの核であるジェフ千葉をBS全国放送で注目の集まる中、見事な撃破。結果だけでなく、内容もジェフを上回っていたと言っても過言ではない。見事。痛快。

昨日の試合は現在のコンサドーレのほぼ100%の試合だったのではないか。「ほぼ」というのは交代枠を一枚余したところ。延長のためにカードを取っておいたのではないかと思う。しかし、昨日の試合は決して120%ではない。実力以上の何かによって幸運な勝利がもたらされたわけではない。このことは本当に自信をもって良いと思うし、絶対に自信にしなければならない。
対してジェフはおそらく50%くらいではなかったか。やはりモチベーションの問題はあったのだろう。強力な達成感の直後、ギアを入れ直すことは難しかったのかもしれない。

天皇杯の次の試合は12月9日。リーグ戦終了1週間後だ。つまり、コンサドーレは昇格がなくなったとはいえ、リーグ終了まで高いモチベーションとコンディションを維持していくことが出来る。というか、そうでなければならない。いくら口では「消化試合はない」と言っても、具体的に目指すものがないとなかなかモチベーションは上がらないものだが、天皇杯という目標を持っていることで、良い形でリーグ戦を終えられるのではないかと思う。これは本当に大きい。

一方で、天皇杯でJ1チームに一勝したとはいえ、それでチーム財政が好転するわけではない。むしろこの点悩みは大きいかもしれない。天皇杯5回戦は来期の契約を選手に通知した後である。おそらく、昨日の試合に出た選手の中にも戦力外通知をされる選手もいるのではないか。この点は04年に勝ち進んだ時とは事情が違う。04年は「来期もチームに残る選手」で勝ち進んだのだが、今年は昨日のメンバーが何人来期に残るのか全く不明である。
天皇杯を勝ち進むならば、できるだけ現状のチームを維持して来期を迎えたいというものである。一方で来期は大幅な人件費削減、緊縮財政で選手を絞り込まなければならない。フロントの来期構想も悩みどころだ。
お金があればねぇ・・・

しかし、ジェフに順当に負けて「やっぱりね」と思われるのに比べて、この勝利はサポーターのモチベーションを上げる効果も十分である。リーグ戦残りホームゲームは3試合。昨日負けた場合と比べるなら確実に観客動員はプラスに作用するであろう。それで少しでも赤字縮小につながったのなら、それが来期への希望に繋がる。

posted by たじ |11:37 | コンサドーレ | コメント(4) | トラックバック(0)