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HN:たじ たこ焼きの移動販売「ほっと12」の店主です。 2001年からコンサドーレのサポートシップスポンサーを継続中。 このブログは旧題「たじ争論」でしたが2010年より「たじの○○な話」に改題致しました。 個人的に好きなことや興味のあること、気になったこと、その他いろいろを特にサッカーやコンサドーレにとらわれずに適当に書いてこうと思ってます。

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今までの二年間が無駄になる?

2006年06月14日

監督解任説もとりあえず封印状態である。
この件、さまざまなブログ上でいろんな意見があり、納得できたり出来なかったり、いろいろである。私自身は、監督解任に対しては判断する材料を持っていない。監督と選手、フロントとの信頼関係はどうなのかなど内部でなければわからないことが多いので。

監督解任反対論の中にしばしば見受けられる言葉に「今までの二年間が無駄になる」というのがある。しかし、この言葉には賛成できない。これは五段階計画に対する議論でも出てくる言葉なのだが。

なにごとによらず、信念を曲げずに決めたことを貫く、と言えばカッコイイのだが、実際は言い方しだいだったりする。現実から目を背け、過去に決めたことに拘泥する、という言い方もできる。結果が吉と出るか凶と出るかでどっちになるかが決まるわけで、言ってみれば結果論だ。

一旦決めたことを変更する方が良いことの例というのはいろいろある。
無駄な公共事業。既に着工していて、お金も時間もかけているとしても、本当に無駄ならば工事を中止する方がベターである。全国に回らない風力発電の風車がいくつあることか・・・。計画当初は妥当だと思っていても、そのプロセスの中で状況は変化していく。一度決めたことでも随時見直し、その時点時点でベターな選択をしていくことが大切ではないかと思う。

将棋の話。将棋では「前の指し手の顔を立てる」という言葉がある。前に指した手はこういう意図だったのだから、次の差し手は当然こうでなければならない、という指し手のことを言う。しかし、この言葉が使われる時というのは、要はその手が好手とはいいがたい時である。好手とは言い難いその手を指した理由は「前の指し手の顔を立てた」からである、と。もちろん前の指し手の顔を立てることを重要視するというのは棋士の美学としてはアリだ。しかし、過去の指し手に捕らわれずに、その局面局面で最善手を考える棋士が結局は強いのである。

五段階計画、柳下監督、アクションサッカー、育成路線。私は必ずしも否定しているわけではないが、過去二年間が無駄になる、という理由で反対意見に耳を塞ぐべきではないと思う。現時点での再評価の上で継続することがベターであるかどうかが重要なのだ。決めたことを貫くことも止めることも同じく勇気の必要な判断に違いない。