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HN:たじ たこ焼きの移動販売「ほっと12」の店主です。 2001年からコンサドーレのサポートシップスポンサーを継続中。 このブログは旧題「たじ争論」でしたが2010年より「たじの○○な話」に改題致しました。 個人的に好きなことや興味のあること、気になったこと、その他いろいろを特にサッカーやコンサドーレにとらわれずに適当に書いてこうと思ってます。
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2005年12月20日
たまにサッカーの話題から離れてみる。
今、日本スポーツ界で最も話題の人、それは浅田真央。ミラクルマオ、見るものを幸せにする天使のスケーター浅田真央。天才浅田真央。和波も感動の浅田真央。真央ちゃんを賞賛する言葉は尽きない。グランプリファイナルでスルツカヤを破っての優勝、まさに時の人である。
彼女が話題になっている理由はグランプリファイナルで優勝したから、天使のようにかわいいから、だけではない。五輪出場問題があるからだ。15歳の彼女は年齢制限規定によりトリノ五輪に出場できない。しかし、圧倒的な実績を今回残し、「真央をトリノに出すべき」という世論が沸き上がった。日本スケート連盟には嘆願、抗議の電話、メールが殺到しているという。
日本スケート連盟は何度も「特例は要望しない」と断言している。よって真央の五輪出場は不可能な情勢だ。正直、有力な金メダル候補なわけで、ダメ元でも要望くらいすべきではないか、という意見があるのは当然だと思う。「医学的見地から」という年齢制限規定自体、現に彼女がグランプリファイナルに出場している、という事実を医学的見地から説明できるものとは思えない。既にシニアの大会に出場している選手が、それより後に行われるシニアの大会に出場できない、とするのが医学的なのか。別に年齢制限を設ける事自体に反対しているわけではない。彼女がもともとグランプリシリーズに参加していなければこの問題は起こっていない。規定があいまいなために起こった問題だ。ならば特例を求めてもバチは当たらないように思う。
特例を認めないとする構図をピックアップしてみる。
国際スケート連盟会長
「日本からの正式な働き掛けもなく、ルールはルール。9年前の総会で日本も賛成している。医学的見地で決めたもので技術的な見地で認めるものでない」元記事
日本オリンピック委員会会長
「JOCから(特例措置を求める)アクションを起こすことはないが、日本スケート連盟から要望があれば国際オリンピック委員会(IOC)への対応などを考える。IOCが(今回の問題を)どう受け止めるかにかかっている。」元記事
日本スケート連盟強化部長
「五輪のために育ててきた選手もいるのに、真央だけのために陳情することはできない」元記事
「これだけ素晴らしい演技をしたから五輪で見せるべきだ、と国際オリンピック委員会が推してくれれば可能になるとも思うが…」元記事
日本スケート連盟が特例嘆願に動けば可能性は0ではないようにも思える。真央のトリノ行きを阻むワルモノは日本スケート連盟、という構図になっている。ではなぜ日本スケート連盟は動かないのか。それは「五輪のために育ててきた選手もいる」からである。仮に特例が認められたとしても、日本の出場枠が増えるわけではない。そうなれば当然選ばれなくなる選手が発生する。五輪は4年に一度である。フィギュアスケートはジュニアからの育成に力を入れてきて、今まさにその成果が花開いたところである。五輪から逆算して育成をしてきたのだろう。○○はトリノに照準、○○はバンクーバーを目指す、といった感じで。特例が認められるとなるとトリノに照準を合わせてきた選手との間に問題が発生してしまう。選手層の厚さがあればこその問題なのだが。
ところで、TBSが五輪放送のゲストに浅田真央を呼ぼうとしている。これはやめてほしい。どうせ「もし真央ちゃんが出てたら」って話になる。出場している選手に失礼だし、本人にも重圧になる。マラソンで高橋尚子がアテネ代表漏れしたが、野口みずきが金メダルを取ったことで「高橋を出していれば」というIFを封じ込めた。今回も五輪代表選手にはそんなIFを封じ込めるだけの大活躍をしてほしい。
4年は長いが、バンクーバーに天使が舞い降りることを願っている。
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