2007年12月22日
北海道とコンサドーレ
北海道と札幌市では、HFCの減増資案に対する反応がやはり違う。 札幌の減資案に市は理解も道が反発 概ね札幌市は好意的なのに対し、道はかなり厳しい。 この違いは実は結構前からそう感じている。道は「コンサドーレ札幌は札幌市のチームだから道としては積極的に支援したくない。札幌市が支援すればよい」的な感じである。財政が厳しいからということは当然だが、札幌一極集中という北海道の問題点を考えても、コンサドーレの支援を道が渋るのも当然だと思う。現在まで年間1億、5年で5億の基金という形で道からの支援を受けてきたが今年で終わる。多分継続はないだろう。5年で5億の基金、というのは道からお金をもらったというよりは「5年という時間」をもらったということだと感じている。5年で補助金無しで運営できる会社になりなさい、という道からのメッセージである。 コンサドーレ札幌はチーム名こそ「札幌」だが、会社名は「北海道」フットボールクラブだし、サポーターは広く北海道全域に存在している。だから道からも支援してほしい、というのがHFC側の主張だと思う。しかし、実際、室蘭と函館で年間1〜2試合開催した程度では「道に寄与している」とは言い難い、というのが道のスタンスであろう。 強化計画(通称五段階計画)が策定され、コンサドーレ旭川U−15が発足した。実はこのとき私は若干の違和感を感じたのである。第一段階は「最小コストの経営」なはず。ならば旭川のU−15は第二段階からでいいのではないか。最小コストというならばユースは札幌だけに留めるべきではないかと。しかし、このユースの旭川については別な意味が込められているのではないかと思い直した。つまりこれは道に対するアピールではないかと。旭川を手始めにユースの全道ネットワークをつくり「札幌ばかりで道に対する寄与がない」という道に対し、基金の切れる5年後には「コンサドーレは全道に寄与してますよ」と主張したかったのではないか。 しかし、実際にはユースチームは旭川以降増えていない。コンサドーレは道にもこれだけ寄与している、と主張できるポイントも増えていない。J1となると室蘭開催すらなくなる可能性もあり、そうなればむしろ主張できるポイントが減少してしまう。 総合的に考えて、道からの支援を期待するのは難しい。私自身、いち道民的感情から言えば道がコンサドーレよりも優先してお金を使うべきところはいくらでもあると思う。 ただ、減資だけは「最後のお願い」として聞いてほしい、と切に願う。 簡単に首を縦に振れないのは重々承知。
posted by たじ |09:02 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:北海道とコンサドーレ
補助金をもらっているチームであること
(永久的に補助があるなんて甘すぎな考えだとは思っていました)
を考えればJ1最低の9億円の強化費でも
いたしかたない(かなり厳しいシーズンになるとは思いますが)
身の丈に合わない金の使い方をしたら
また同じことの繰り返しになってしまいます
でもJ1残留することだけは達成して欲しいです
これが大変なことなんでしょうが
posted by SB | 2007-12-22 09:30
Re:北海道とコンサドーレ
>SBさん
そうですね。身の丈にあった経営というのが大切ですよね。
posted by たじ | 2007-12-23 12:31
