2007年10月30日
先頭で競技場に入ってきた
人生のいろいろなものがマラソンに例えられる。私はマラソンをしたことがないのだが、長い道のりを走ってゴールを目指す、という例えとしてマラソンが一番しっくり来るのだろう。J2リーグ52節48試合の長丁場もまたマラソンのようなものだ。 スタートから順調に先頭集団を走っていた。15kmあたりから集団を抜け出して25kmの頃にはかなり独走していたはず。ただ、30km地点の給水に失敗したのが痛かった。一気にペースが落ちて40km地点では先頭とはいえ背後に2位グループが食い付いてきた。それでも競技場が見えてきたら俄然勇気が湧いてきた。なんとか頑張ってあの競技場にたどり着こうと最後の力を振り絞る。2位グループは40kmまで激しく追い上げてきた疲労が出たのか、競技場の手前で少し差が開いたようだ。競技場の手前で後ろとの距離を確認する。2位グループの走りも自分と同じように決して余裕はないように見える。大丈夫。今のペースでこの距離を保って走りきろう。 そして今、先頭で競技場に入ってきた。残りはあと1周。ついにゴールが見えるところまできたのだ。スタジアムの大歓声は聞こえるが、スタンドに手を振る余裕などない。3〜4人の2位グループももうすぐ競技場に入ろうとしているのだから。 〜〜〜いまここ〜〜〜 息も上がってきた。足も痙攣している。頭も朦朧としている。 しかし、朦朧とした意識の中でも大歓声が聞こえる。 「頑張れ〜」「もう少しだ」「大丈夫」「後ろから来てるぞ〜」 スタンドからたくさんの応援が聞こえてくる。その応援に後押しされるように無我夢中で無意識に足が動く。 ようやくゴールテープが見える最後の直線。あとはそこに辿り着くだけ。 この大歓声に応えるべく、自分の中の最後のエネルギーを使い切ろうと、ゴールテープを真っ直ぐに見つめた。 〜〜〜〜 競技場の最後の一周、我々サポーターも全力で声援を送り、あと一歩、最後の一歩の後押しとなれるよう頑張りたいものです。
posted by たじ |10:55 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:先頭で競技場に入ってきた
この作品、名作だと思います!
物凄くわかり易いし、完全にイメージ出来ます。
>30km地点の給水に失敗したのが痛かった
この部分なんて最高です♪
posted by あさ吉 | 2007-10-31 00:44
Re:先頭で競技場に入ってきた
>あさ吉さん
ありがとうございます。
夏場に失速したところが特に給水に失敗したっぽいですものね。
posted by たじ | 2007-10-31 11:19
