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2006年01月23日

日ハムとコンサドーレ 2

新庄剛志。日本プロ野球NO.1エンターテイナーである。派手なルックス、言動、パフォーマンス、そしてプレー。ファンを楽しませるということを熟知したスターの登場で、北海道の日ハム熱は急上昇。さらに、移転一年目からプレーオフ進出と、2004年は日ハムに風が吹いていた。その時コンサドーレはJ2最下位。正直注目度は比べものにならない。マスコミは日ハムの北海道移転を「成功」と評した。しかし、熱しやすく冷めやすいといわれる道民のこと、成功を語るには10年早い。新庄がチームを去ったとき、成績がBクラスで低迷を続けたときどうなるか。北海道日本ハムファイターズの課題はまだまだ大きい。やたらと日ハムの話が長くなったが、結論として私はどう考えているかというと、「北海道に移転してきた以上、失敗されては困る」である。アンチではない。かといって積極的に応援するというほどでもない。

コンサドーレと日ハム、実際の関係はどうなのか。以前、HFCが日ハムにスポンサーの依頼をしたが断られた、という話があった。事務所は同じ建物なのだが「同じなのは入口だけだ」という言葉もあったように記憶している。要はあまり良好な関係にない。チームとしての具体的な協力関係、取り組みというのは今のところないように思う。私が思うに日ハム側はあまりコンサと協力したいと思っていないのではないか。北海道のプロスポーツチームの先輩であるコンサドーレに対する敬意は感じられない。もともと「野球の方がサッカーより上」と考えているのであろう。そしてここ2年の実績により「ファイターズはコンサドーレより上」という自信もつけたであろう。そんな状況の中、コンサドーレは新規スポンサーに丸大食品を獲得した。正直、結構大胆なスポンサー獲得だと思った。日本ハムのライバル会社をスポンサーにするというのは、挑発的と思われても仕方がない。これでまた相互協力への道のりはいっそう険しくなったのではないかと感じるのである。

現実はイベント単位でドーレ君とB.B.が競演したり、コンサの選手と日ハムの選手がイベントやテレビで競演することはある。HFCも積極的とはいいがたいが、日ハムとの協力関係を模索している様子はうかがえる。この問題はかなり長い目で見ていくしかないかと思う。10年後、日ハムとコンサドーレが共存共栄していることを切に願う。


posted by たじ |09:20 | コンサドーレ | コメント(0) |

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