2006年01月11日
下川町
トリノ五輪スキージャンプの代表が決まった。
岡部孝信(35)、葛西紀明(33)、伊東大貴(20)、原田雅彦(37)、一戸剛(29)、伊藤謙司郎(16)の6人。全日本スキー連盟の伊藤義郎会長の言葉に発憤したのか、岡部はジャンプ週間で最高4位、総合6位、葛西もヒトケタ順位まで入ってきた。この二人には劣るものの、伊東大貴もW杯ポイントを重ねている。3人までは選考はすんなりだが、残り3人が問題だ。原田は今回ノーマルヒル要員ということだが、どちらかというとジャンプ界の顔として選ばれたような気がする。伊藤はまだまだ力不足だが、経験を積ませたいという意図だろう。残り3人の選考はどのみち現段階の実力が足りてない中からの人選なのであえて極端なことをしたという感じ。一戸は安定感を買われたのだろう。この最後の一枠は宮平でも山田でも良さそうなものだが、大舞台に立ったことのない一戸に対する温情かも?
今回のジャンプ陣の目標は団体銅メダルだそうだ。岡部、葛西、伊東の3人はそこそこ計算できる。4人目次第では団体銅メダルも夢ではない。原田はノーマル要員なので、団体4人目は一戸か、伊藤か。
ところで、今回代表6人のうち岡部、葛西、伊東、伊藤の4人が下川町出身である。人口4000人ちょっとの小さな街から4人もの五輪代表とは驚くばかり。ジャンプの町下川町のジャンプ少年団、下川商業高校はジャンプ界の名門でもあり、下川町内に限らず上川管内、札幌他道外からも人材が集まってくる。下川町の看板である。果たして下川町カルテットでの五輪団体出場なるか。注目である。
posted by たじ |12:25 | スポーツ | コメント(0) |
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