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2007年01月07日

オフサイドについて考える

恨み言を言うつもりではない。
ただ、あのガンバ大阪戦の2点目のシーンはオフサイドについていろいろ考えさせられるプレーだったことは間違いない。
私なりにリプレイを何度も見たり、プレーの検証をしているサイトを見たりして勉強してみた。

オフサイドかどうかの問題は二つ。
1.宮本はオフサイドだったか
2.宮本の前の3人はオフサイドだったか

1.の宮本について。リプレイを繰り返し見た私の結論は9割方オフサイド。ただ、映像だけでは100%オフサイドと断言するには微妙である。おそらくミスジャッジであろうが、この程度のミスジャッジは珍しくないレベルだと思われる。

2.の宮本以外に3人について。仮に宮本がオフサイドでないとしても、その前の3人がオフサイドの位置にいることはあきらかである。とすればこの3人がプレーに関与したかどうかが問題。確かに3人とも自分がオフサイドの位置にいることを自覚していて「プレーには関与しませんよ」という態度でその場につっ立っている。結局審判もプレーに関与していないと判断したということだろう。
がしかしである。プレーに関与するということの定義がよくわからないのだが、ゴール前にボールが出た状態でゴール前に3人も人がいれば、立っているだけで守備側にとって邪魔である。宮本にボールが出た時点でコンサドーレの選手が戻っているのだが、接触はないものの、ガンバのオフサイドポジションの選手を視界に入れながらの守備になっていて、これをプレーに関与していないといっていいものかどうかは疑問である。ボールと反対側のコーナー付近にいるような場合であればもちろんプレーに関与していないと言えるにしても、今回はモロゴール前でのプレー。立っているだけで邪魔になるような位置にいるのならばオフサイドを取るべきではないか、というのが私の意見である。

今回のプレーは微妙な判断だとはいえ、もしあのプレーで審判がオフサイドを取ったとしても、誰も疑問を唱えなかったであろうことは断言しても差し支えないだろう。

posted by たじ |09:00 | サッカー一般 | コメント(0) |

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