2007年01月04日
年末年始スポーツ雑感
年末年始に行われたいろいろなスポーツを見ての雑感。 ・全日本フィギュア GPFでの日本選手の体調が悪かったので、この大会は心配していたのだが、皆コンディションを整えてきていたので一安心。 それにしても、国内大会で点数は参考記録とはいえ点数高すぎ。 ほとんどの選手がパーソナルベストを出している。もしこれが国際大会だったら1割引くらいな気がする。 世界選手権の代表については、概ね予想通り。女子は浅田真央、安藤、中野。男子は高橋、織田。 村主が代表漏れしたのは残念だけど仕方がない。 男子はとにかく高橋が圧倒している。ライバルといわれる高橋と織田だが、どうやら現状での序列はあきらかに高橋が上だ。世界選手権が大いに期待できる。 ところで、フィギュアスケートはスピンの遠心力で肩を脱臼することがある、ということを初めて知った。しかも自分で脱臼した肩を入れることもできるとは。荒川静香が特に驚いた様子もなく淡々と解説していたので、フィギュアスケートではさほど珍しくないことなのだな、と感じてビックリである。今回最大の驚きであった。 ・天皇杯 やはり一応これに触れておく。 結果は浦和が勝ったが試合全体はガンバが圧倒的に押していた。準決勝のコンサドーレとガンバ大阪の試合、そしてこの決勝戦を見た限りでは、やはり、もしコンサドーレが決勝進出していたとしてもかなりやれたのではないか、という気がしている。見れば見る程悔しさが募る天皇杯であった。浦和の選手層の厚さが最大の勝因だと思う。 ・箱根駅伝 順天堂の圧勝で、レース的には少々物足りない印象があった。それにしても山の神、今井恐るべし。彼だけは全く違う性能のエンジンを持っているような気がする。四年生の彼が卒業することで来年の箱根を見る楽しみがちょっと減ってしまう気がするが、1区で区間新を出した東海大2年の佐藤悠基が来年何区を走るのかが見物である。山梨学院のモグスとの直接対決を見てみたい。 ・高校サッカー 優勝候補が相次いで敗れて、ベスト8は結構意外なメンバーとなったようだ。室蘭大谷は高川学園を5-2で下して力のあるところを全国にアピール出来たのではないか。それにしても2年生の宮沢裕樹は素晴らしい。既にJの複数チームが彼に関心を持っているようで、今年は宮沢争奪戦があると思われる。コンサドーレは地の利を活かしてぜひとも彼を獲得して欲しいと思う。 ・スキージャンプ週間 これは映像は見ていないのですが・・・第2戦で葛西が3位という、久しぶりのグッドニュースです。やはり葛西は鉄人ですな。最近の日本勢は予選通過できるかどうか、2本目に残れるかどうかというレベルだったので、一つ弾みにはなると思う。あとは伊東大貴や伊藤謙司郎がもう少し頑張って世代交代を進めてほしいところだが、これがなかなか進まないなぁ。
posted by たじ |12:31 | スポーツ | コメント(2) |
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この記事に対するコメント一覧
Re:年末年始スポーツ雑感
明けましておめでとうございます。
年明けのスポーツで、個人的に一番沸いたのが葛西の表彰台でした。
珍しくテレマーク入れずも最長踏到でしたね。
しかし、僕が嬉しかったのは、ここ最近は深い前傾をかけない飛型が主流だったのに、葛西の、顔がスキーの下まで出るカミカゼフォームで最長踏到を出したこと。
美しきものは強くあれ。
今年は札幌で世界ノルディクです。
posted by OWLS| 2007-01-05 00:01
Re:年末年始スポーツ雑感
>OWLSさん
葛西は第三戦は28位だそうで。常に上位というのはやっぱり難しいですね。
札幌開催の世界ノルディック、いまのところまだ盛り上がってないみたいですけど、大丈夫かな・・・
posted by たじ| 2007-01-05 14:38