2006年12月11日
【小説】居酒屋こんさどおれ あとがき
こんなヘタクソな素人ブログ小説であとがきだなんてナマイキ千万なことと重々承知ですが、一応あとがきを書いてみます。
第十三話をもって【小説】居酒屋こんさどおれは終了となりました。お読みいただいた方には御礼申し上げます。 もともとは、毎日ブログを更新するに当たり、書き置きをしておけるものがあったらいいな、と思ったのが小説を書こうというきっかけでした。漠然としたあこがれというか、小説という表現方法に挑戦してみたい、という無謀なあこがれもなんとなく持っていました。普通に考えれば、シロートがいきなり小説書く機会なんてないわけですが、ブログなら出来る!自分のブログなんだから好き放題やっちゃえ、というわけで小説に挑戦することにしました。 居酒屋こんさどおれというアイディアはごく平凡なんですが、いろいろなサポーターのいろいろな意見、考えを展開させていければいいなと思ってのことです。何となく長く続けられそうだし。で、考え始めたときには第五話くらいまではすんなり構想が出来たのです。第五話ということは、要するに登場人物が一揃えするところまでということです。そこから新しい登場人物が思い浮かばなくなりました。また、当初の考えとしては、登場人物同士で会話をさせていけばネタには困らないんじゃないかと思ったのですが、その考えは大間違いでした。例えばマキちゃんと石山さんで議論させたとしたら・・・とてもそんな設定をまとめられそうになく、収拾つかなくなってしまいそうです。 第一話から一週間に一話のペースで書いていたのですが、書き置きをしたストックも無くなり、第七話の後、特段なんの説明もなく中断することになってしまいました。 実は小説を始めるにあたり心配していたことがありました。もし【小説】の時だけアクセス数が激減したらどうしようと(笑) いや、別にどうもしないんですけど。ただ、やっぱりそうなったらなったでへこんじゃうだろうなとは思っていました。実際には【小説】の時も普段と変わらない、あるいはやや多いくらいのアクセスをいただき胸をなで下ろしました。皆様ありがとうございます。 中断中、ほっと12のお客様の中にも「小説が面白い」「続けてほしい」といったご要望、あるいは「中途半端でほったらかしている」というご批判もあり、やはりなんとか話を完結させてけじめをつけなきゃと思い、再度構想を練って再開への運びとなりました。最終話は初めから決めてました。道路拡幅による閉店と。なんでかわからないけど、それだけは結構前から頭にあったんですね。一応、最終話までこぎ着けることができてほっとしています。 実は、実現できなかった構想が一つありました。それは「朝まで生コンサドーレ」。居酒屋こんさどおれを舞台に、朝まで生テレビ風に、常連客が勢揃いして徹底討論をするという構想。司会はゲンさん。実現するとかなり面白いものになるのではないかと思ったのですが、実際ちょっと書いてみて、自分にはその筆力も構想力もないことを痛感して断念しました。一対一で議論させるのではなくて、複数人数の錯綜した議論を書くというのは途方もなく難しいことのように感じました。いつかはチャレンジしてみたいなと思いつつこの構想は胸にしまっておくことにします。 居酒屋こんさどおれは終了しましたが、小説という表現方法自体はこれからも用いることはあるかもしれません。現時点では何の構想もありませんが、その際にはまたお付き合いいただけると幸いです。
posted by たじ |10:36 | 小説 | コメント(0) |
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