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2006年12月07日

家族として?

来期の監督について。大宮の三浦監督を本命としてオファーをしているらしい。
ところでこの次期監督について児玉社長は「選手を家族として見ながらチームづくりができる人材」と語っている。

正直この言葉は評判が悪い。確かに、甘ったるい、厳しさに欠いた言葉という印象はある。しかし、なんとなく、言いたいことがわからないでもない。

1999年の岡田監督1年目。岡田監督は「選手と監督は一線を引いた関係であるべき」との持論に基づいて指揮を執ったが結果は芳しくなかった。そこで2000年、2年目の岡田監督は積極的に選手とのコミュニケーションを図り、時にバーベキュー大会などを開き、選手との親睦、信頼関係の構築、意思疎通のための努力をした。結果としてその年は見事昇格を果たした。

児玉社長の言う「家族として」というのはそういうことなのではないかと思う。一つの目的のため一致団結し、意思疎通が出来る、互いに信頼しあえる一体感のあるチーム作りができる監督が理想だ、ということだと思う。確かに、今季のコンサドーレを見ていた限りにおいてはその点では十分だったとは言えないと思う。もちろん、それが全て監督の責任だというわけではないし、監督が替われば解決するという単純なものでもない。ただ、理想として「一体感のあるチーム作りができる監督」というのは重要なことだと思う。
ただ、それが「家族として」という表現が妥当であるかは疑問ではあるが。

posted by たじ |10:07 | コンサドーレ | コメント(4) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:家族として?

「一つの目的のため一致団結し、意思疎通が出来る、互いに信頼しあえる一体感のあるチーム作り」ということだと私も思います。
いずれにしても、早く来期の監督が決まらないと、チーム作りの方針が決まりませんね。

posted by consa.kazu | 2006-12-08 00:29

Re:家族として?

お久しぶりですこんばんは。
『家族』の意味、自分は地味に肯定的に捉えていますよ元々。
よくいろいろな所で『甘い』とかいう言葉を聞きますが、自分の環境では
家族(親)が一番自分に対して厳しかった認識があります。
例えば小学生の頃、門限破ると玄関前での外寝決定(笑)とか、往復ビンタは日常茶飯事でしたし。
でも厳しいのではありますが、根底的な家族内の横のつながりがしっかりとあって、余計なことを考えないで
その厳しさに対して向かって行ける事実があり、家族としての一枚岩の気持ちは今でもスゴク強いです。

『甘い』という人達は家族内で『甘く』育ってきたのかなぁ?と思っとります。

posted by しゅ~ちょ~| 2006-12-08 21:27

Re:家族として?

こんばんわ。

岡田さんは基本的に『監督と選手の間は一線を引くべき』という考え方ですが、2年目は変身しましたね。

ファミリーといえばもう一人、ウーゴ・フェルナンデスがいました。彼は正に厳しくも人間味に溢れた親父でした。

家族的というのは、特に北海道の場合、有効かと思います。元来が、仕事の前に人の力では敵わないものと戦わなければならない環境に住み、身内で協力し合えなければ、環境に殺される境遇に暮らした人達からたった三代目四代目の我々。甘いと切り捨てる者は、そんな近い身内の歴史も知らずに育ったのでしょうか。

ヤンツーへのアンチテーゼという意見が一部でありますが、うがち過ぎではと思います。

来季の体制は霧の中ですが、我々は一枚岩の構えを、チームより早く確立しておきたいものです。

posted by OWLS| 2006-12-08 22:40

Re:家族として?

>consa.kazuさん
言葉は別として一体感のあるチーム作りは大切ですよね。ぜひそうなってほしいものです。

>しゅ~ちょ~さん
大変厳しいご家庭だったのですね。というか、それに比べると私は甘い家庭に育ったのかも??

>OWLSさん
そうですね、フェルナンデス監督も「チームはファミリー」といってましたね。

うーむ、社長の言葉が評判悪いというのは私の思いこみだったかも・・・

posted by たじ| 2006-12-08 23:19

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