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2006年11月12日

粘り腰

金曜の私の予告は果たせなかった。残念だ。
昨日のコンサドーレの試合に関しては非常に難しい気持ちがあるので、今日は全然関係ないことを書くことにする。

昨日の夜はフィギュアスケートGPシリーズ中国大会と世界バレーセルビアモンテネグロ戦のTV放送が被っていたのでチャンネルを切り替えながら見ていた。

どちらも19:00放送開始。最初はフィギュアスケートの方はこれまでを振り返る映像とか、前日の男子のSPの模様を放送していて、この日のメインの女子フリーまで時間があるので、バレーボールの方を中心に見たのだが、第一セットをあっさり失う。セルビアモンテネグロはここまで全勝の強豪なので、これはだめかなと思いつつフィギュアの方に画面を切り替え、時々バレーの点数を確認する。第二セットも取られて0-2となり、これはストレート負けかなと思い、完全にフィギュアスケートに重心を置いてみることにした。GPシリーズ中国大会はあきらかに出場選手のレベルが前2大会に比べて低いので中野には優勝してほしかったのだが、どうも昨年のようなキレが演技になかった。2位とはいえ本人も不本意だったろう。

一方バレーボール。この試合に負けるとベスト4の道が断たれるという崖っぷちの試合で0-2と2セットリードされ、まさに徳俵に脚一本の状態。どうせあっさり押し出されるだろうと思って私がフィギュアスケートを見ている間に強力な粘り腰を発揮していた。第3セットを取り、第4セットへ。フィギュアスケートと違い、バレーボールは最大30分の放送時間延長があるので、スケートの放送終了後、ようやく腰を入れてバレーボールを見ることとなった。

それからは手に汗握る展開。相手の追い上げを受けながらもなんとか振り切って第4セットを取り、とうとう最終第5セットまで押し返した。第5セットも終始押し気味に、そして気迫溢れるプレーで15-11。大逆転の勝利だ。日本の選手の気迫溢れるプレーに対し、セルビアモンテネグロの選手は最後は少し集中力が切れていたようにも見えた。

それにしても見事な粘り腰。近年女子バレーは強豪相手にこんな粘り腰で逆転することは滅多になかったので、少々驚きでもあった。やれば出来るじゃん。しかし、これでもベスト4への望みがわずかに繋がったに過ぎない。今日、またしても強豪イタリア戦。仮に勝っても、他のチームとの星の兼ね合い、そして得点率などによるので日本のベスト4入りは厳しいかもしれない。しかし、ひょっとして、という期待を抱かせるには十分な勝利だったと思う。見事。

posted by たじ |12:42 | スポーツ | コメント(0) |

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