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2006年10月04日

駒苫vs早実再び

国体公式高校野球の決勝戦は甲子園の再現、駒苫vs早実。
なんだか作ったような展開だが、それだけこの両校に力があったということなのだろう。世間では俄然佑ちゃん人気だが、道民としてはもちろん苫駒。田中君にはぜひ甲子園のリベンジを果たして欲しいと思ってみていた。

残念ながら1-0の惜敗。またしても斉藤を打ち崩すことができなかった。
投球内容はむしろ田中の方が上回っていたのではないかと思うのだが、駒苫は再三のダブルプレーが痛かった。3度のダブルプレーのうち1度でも何とかなっていればと思うのだが、そこは3度ともきっちり併殺に取った早実の守備の堅さを褒めるしかないだろう。
早実見事な優勝だ。

この国体の高校野球というのは公開競技ということで、多少遊びの要素があって楽しい。本間君が鹿児島工の今吉君のマネをして「シャー」と叫んでみたり、田中君は甲子園でホームランを打たれた東洋大姫路の林崎君にストレート勝負をしてはじき返されたり、ハンカチ王子はファンサービスでハンカチを使ったり。
甲子園で勝ち進んだチームに与えられるご褒美、甲子園でしのぎを削った仲間との親好を深める場でもあるようだ。そんな真剣みのない大会なくてもいいじゃないか、という気がしないでもないが、単純に見て楽しいから個人的にはOK。なによりやってる選手が楽しそうに皆笑顔なところが嬉しい。

それにしても田中は敗れたとはいえ、この大会の投球は見事であった。
4試合33回1失点42奪三振。
楽天は日ハムと同じパリーグなので彼の勇姿を札幌ドームで見る機会はいずれやってくるのだろう。彼の快投が楽しみな反面、敵役として札幌ドームで投げるというのは複雑な気持ちでもある。

posted by たじ |13:39 | スポーツ | コメント(0) |

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