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2006年09月26日

プロ野球志望届

昨日プロ野球の高校生ドラフト会議が行われた。今年の目玉選手、駒大苫小牧の田中投手は4球団競合の末楽天へ。複雑な思いはあるが頑張ってほしい。

現在のドラフト制度では、プロ野球を志望する高校生はプロ野球志望届を出さなければならない。この届けをしなければドラフトで指名されることはない。
昔は進学希望や社会人野球希望の高校生を強引にドラフト指名することが多々あった。そのたびにプロ野球側とアマチュア野球側の軋轢が生じていたのだが、現在はこのプロ野球志望届があるので強引な指名は出来ないことになっている。

ところで、このプロ野球志望届はどこに提出するかというと高野連である。ここがちょっと不思議。志望届というのだから一般的に言えば願書である。とすれば普通はプロ野球組織の方に提出するのが筋ではないかという気もするのだがそうではないらしい。高野連が「ドラフトで指名してもいい選手」を発表する、というのがプロ野球志望届のシステムである。

やはりここにもプロ野球とアマチュア野球との間の溝がかいま見られるのである。野球界の最大の課題はこのようなプロアマの垣根を越える統一組織、サッカーのJFAのような組織を構築することなのだとつくづく思う。


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posted by たじ |08:52 | スポーツ | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:プロ野球志望届

プロ野球はオーナーの意向に逆らえず、高野連は旧態依然という感じがするのは先入観かなぁ。

posted by まじっく | 2006-09-26 20:07

Re:プロ野球志望届

>まじっくさん
プロ野球も必死で変わろうとしている姿は感じますね。
オーナー会議が最高意思決定機関というのは変わってないですけど。

posted by たじ| 2006-09-27 09:00

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