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2006年06月30日

負けに不思議の負けナシ

よく言われる言葉なのだが、これは対戦型競技、ゲーム一般に共通して言える真理であると思う。

両対戦者によほどの戦力差、実力差が無い限りにおいては、対戦型競技は「良いプレーをした方が勝つ」のではなく「ミスをした方が負ける」のである。対戦型競技は勝者を決めるものではなく、実は敗者を決めるものなのだ。よって必ず「敗因」たるミスが存在する。その結果「負けに不思議の負けナシ」となるのである。勝った方に「勝因」があるわけではないのだから勝ちには不思議の勝ちがある。

将棋の話。将棋においては、対局が終了した後「もしあそこでこう指していたらどうなったか?」という検討を両対局者で行う。これを感想戦という。その検討の結果、負けに直結した最終的な悪手、「敗着」がつきとめられる。戦力が全く同じ状態から闘う将棋というゲームには勝因は存在しない。敗因だけが存在するのである。

相手に関係なく自分達のサッカーをできれば勝てる。というのは、実は容易なことではなく、自チームが相手より戦力に勝る場合にのみあてはまる。相手の敗因により勝つのではなく、自らの勝因により勝とうとしているのだから。

もちろん、戦力に差がある場合は、その戦力差自体が敗因となりうる。
現状のコンサドーレのアクションサッカーというのは現実的には、互角の戦力同士の対戦においては勝ちにくいスタイルだと言わざるを得ない。それを打破する方法は・・・戦力で相手を上回るしかない。もちろん、現有戦力の能力が向上することで相手を上回ることができるのがベストである。

現在4連勝中のコンサドーレ。真の力がついてきたのか、はたまた巡り合わせの産物なのか。まだまだ予断を許さない。

posted by たじ |11:25 | コンサドーレ | コメント(4) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:負けに不思議の負けナシ

はじめまして、ドールズママともうします。
先日の試合帰りにたじさんの車を見つけ喜んで行ったら何人か前で売り切れだった様で
残念でした。
次回の楽しみにしますね(^_^)v
内容とは無関係なコメントでごめんなさい(^_^;)

posted by ドールズママ| 2006-06-30 14:30

Re:負けに不思議の負けナシ

真の力があるから勝っているというよりは、勝ち続けることによって真の力をつけようとしている所というふうに感じます。

posted by まじっく | 2006-06-30 20:30

Re:負けに不思議の負けナシ

真の力をつけるには、もう少し時間がかかるでしょう。
まじっくさんのおっしゃるとおり、真の力をつけようと精一杯成長している所なのでしょう。
成長過程だからこそ、毎試合楽しみなのです。
たじさん、昨晩はやっとお話できました。
これからもおいしいたこ焼き、お願いします。

posted by ヨロシー| 2006-06-30 23:30

Re:負けに不思議の負けナシ

>ドールズママさん
せっかくお越しいただいたのに、売り切れてしまいましてすみません。
またの機会によろしくお願いします。

>まじっくさん
そうですね、勝つことが成長を促す面は大きいですよね

>ヨロシーさん
ご来店ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

posted by たじ| 2006-07-01 08:30

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