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2011年05月17日

世界卓球2011

世界卓球が終わりました。男女シングル、男女ダブルス、混合ダブルス全てで中国勢同士の決勝という、例によって中国の圧倒的強さだけが目立った大会となりました。
この中国一強状態のままで果たして卓球に明るい未来があるのかどうか、なんだか心配です。ロンドン五輪から個人戦の出場枠は一国2名となりました。中国の表彰台独占を防ぐための措置のようですが、出場枠が減るということ自体競技にとってはマイナスだと思うのですけどねぇ。

日本勢は男子6名、女子8名が出場。最高成績は混合ダブルス岸川・福原ペアの銅メダル。シングルでは男子水谷のベスト8が最高成績。まぁ、最低限のノルマはみなさん果たしたような気はしますが、誰一人としてノルマ以上の活躍はしなかったというのが正直なところでしょう。世界の頂点を目指す水谷も、世界ランク1位の王皓には全く歯が立たず、女子は平野も福原も相変わらずカットマンに勝てない。マツケンは体調不良だったようで、早々に敗退するし、石川佳純も丁寧相手に1ゲーム取るのがやっと。谷岡や石垣、丹羽といった新鋭も特段のインパクトのある結果は残してません。なんとなく終わってしまって、印象に残る日本勢の活躍はほとんどなかったのは残念です。

今大会終了時の世界ランキングで上位28名(一国2名まで)にロンドン五輪の優先出場枠が与えられます。従って今大会は五輪出場権をかけた大会となりました。結果は男子では水谷と岸川、女子は石川と福原がロンドン五輪内定となりました。五輪は団体もあるので、この二人以外に男女あと1名ずつ選出されることになります。

今回地上波では3年連続でテレビ東京が大会を放送しました。放送のほとんどは試合と平行進行の録画です。だからどうしてもオンラインのリアルタイム速報が気になってなかなかテレビに集中できませんでした。やっぱり生放送にするのは難しいんでしょうか。
司会はジャストミート福澤朗。卓球部出身なので、しっかりした知識とテンションで放送を盛り上げてました。これは今回一番の収穫だったと思います。
AKB卓球部は今回も健在でしたが、さすがに2年前と今とではAKBの立場が違うのか、今回のスタジオゲストは梅田彩佳、増田有華、松井咲子あたりのあまり選抜に入らない微妙なメンバーでした。もう選抜常連組は忙しすぎて卓球部やってる時間はないのかも。

ちなみに今大会期間中に2014年の世界卓球(団体戦)の日本開催が決定しました。マツケンや丹羽、石川に谷岡といった若手が順調に成長したら2014年は楽しみな大会になりそうな気がします。そのためにはもっともっとみんなに奮起して欲しいですね。

posted by たじ |10:18 | コメント(0) |

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