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2011年01月06日

いまさら全日本フィギュアスケートの感想

年末、全日本フィギュアスケートの展望だけして、結果についての感想を書いてなかったのですが、やっぱりこのまま書かないでいると落ち着かないのでちょこっと書くことにします。

印象的なポイントの一行感想

女子
・宮原知子(ノービス:エキシ出場)
 名前が「さとこ」と読むことに初めて気づきました。来年のジュニアが楽しみ
・大庭雅
 元気があってとても良い。自分的には新発見。
・今井遥
 とても残念。プレッシャーがかかったのかな・・・
・西野友毬
 いつか復活すると思ったけど、思ったより早い復活で嬉しい。
・庄司理紗
 かなりやるとは知っていたけど、今回は予想以上。世界ジュニアではぜひ表彰台を。
・鈴木明子
 不完全燃焼だったと思います。現役続行大歓迎
・村上佳菜子
 ついに世界を射程に捕らえました。フリーも素晴らしいっ
・安藤美姫
 今回は完璧でした。演技に余裕を感じるので、今期大崩れはなさそう
・浅田真央
 一行では書ききれないので別項目

男子
・南里康晴、中庭健介
 お疲れ様でした。やりきった感は感じました。
・町田樹、無良崇人、村上大介
 羽生にあっさり抜かれた感じ。もう少し頑張ってほしい
・羽生結弦
 さすがジュニア王者。この全日本でNO.4の地位を確保。あとはスタミナ
・高橋大輔
 見る側が完璧を求めてしまうので、今回はかなり物足りない印象
・織田信成
 4-3が決まらなかったのが残念。でも技術的潜在能力は一番だと思う
・小塚崇彦
 優勝おめでとう。世界選手権でも力を発揮してください

浅田真央
今大会最大の注目は浅田真央がどんな演技をするかということでした。結果は僅かなミスがあったもののショート、フリー共に転倒など大きなミス無く演技を終えて、完璧だった安藤に抜かれたものの2位で世界選手権代表に選出されました。

これには心底ホッとすると共に、浅田真央の「強さ」にまたしても心を打たれました。
ショートでは3Aを回避するという観測もありましたが、本人の強い意志と希望により
チャレンジしたことがショートトップに繋がりました。フリーでは私は3Lzを回避したほうがいいのではないかと思いました。3Lzは最も苦戦してるジャンプで、転倒の可能性も高く、仮にうまくいってもエッジエラーは避けられない。もし3Lzで失敗したらショートのいい流れが飛んでしまうのではないか、そう思いました。しかし彼女は逃げませんでした。結果的にeマークがついたものの、3Lzを着氷して、ようやく私もこの日の真央の演技に確信が持てました。

マスコミでは「復活」とか「復調」とか言ってますが、私はそうは思っていません。今回くらいの演技でいいのなら、そもそも「ジャンプの矯正」なんて取り組まなくても良かったのです。今回の全日本の演技は彼女が求めているものからすればまだ50%程度だと思います。今までが10%くらいだから、大きな前進であることには間違いないですが、まだまだ課題は山積してます。そして改めて言いますが、ソチ五輪を見据えた上で長いスパンでその課題を全てクリアするというのが浅田真央が取り組んでいることなのです。
具体的には今回3Aのコンビが入ってません。3-3が入ってません。3Lzはエラー判定です。3Sの予定が2Sになってます。これらを全てクリアにしていくこと、それはまだまだ長い道のりだと思っています。世界選手権でどこまで出来るかは現段階では未知数だと思います。

困難から逃げずに真摯に努力する浅田真央。成果はすぐには出ないかもしれないけど、私は長い目で見て応援してます。

posted by たじ |12:39 | コメント(0) |

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