2010年11月09日
99年の愛~JAPANESE AMERICANS~
TBSのドラマ「99年の愛~JAPANESE AMERICANS~」が11/3から5夜連続で放送されました。 私は5夜の全てを見たわけではないのですが、一応おおよそ見ることができました。 戦前、日本から米国に渡った移民、日系アメリカ人家族の物語です。 正直、かなり泣きました。見応えのある大作だと思います。 あらすじはリンク先のサイトに任せるとして、感想をいくつか。 ・イモトアヤコの演技はとても良かった。彼女はこのドラマで当たりを引いたと思う。 ・長吉と一郎の二役の草彅剛はいいとして、草彅剛が成長したら中井貴一になるのは多少違和感がある。が、中井貴一の妻役が泉ピン子だというのもかなり無理がある気がするがそこはやはり橋田ドラマクオリティ。 ・山岸(大泉洋)がやたらとカッコイイ。でもこの人どこからお給料もらってるんだろう? ・船から飛び降りで岸まで泳ぎ着くなんて無理だと思う。しかもワンピースで(笑) ・日本敗戦後、日本の親戚に預けていた娘しづ、さちを誰も迎えに行かなかったのは納得できない。いくら戦後日本の混乱の中で娘を捜索するのが難しいとはいっても、現代までずっと何もしなかったというのはいくらんでも薄情で無責任だと思う。次郎には戦後そのチャンスがあったと思うし、農場を成功させて落ち着いたあたりででも探索のために日本に行くことはできたと思うのに。 ・だから現代で兄妹が再開して昔話として「お互い苦労したね」という話ではないと思う。さちは積年「家族に捨てられた」という思いがあったのだから。 ・全体的に都合のよすぎる展開が見られますが、それを差し引いても物語としては重量級です。展開に納得できない部分もありますが、それだけドラマに感情移入して見ていたという証だとも思います。 ・しかし、なぜに世界バレーとかぶせたタイミングで放送したのか。初回からバレー延長で放送時間変更になってるし、その意図はわかりません。
posted by たじ |14:13 | コメント(0) |
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