2008年07月23日
秋春制について
Jリーグが10年から秋春制に変更を検討 犬飼会長は10年のシーズンを同年7月に閉幕するW杯南アフリカ大会後にスタートさせる意向。「日本協会とJリーグでプロジェクトを組み、かなり進んでいる。問題はたくさんあるが、手はあると思う。解決していけばいい」と話した。 秋春制に対する私の考えは過去記事:秋春制で書いたとおり反対です。今でもこの意見に変わるところはありません。 こういう議論があることは重々承知だし、推進したい人がいることもわかっている。だからそのこと自体は驚かないけど、何が驚くって「10年のシーズンを同年7月に閉幕するW杯南アフリカ大会後にスタートさせる意向」ってこと。2年後である。普通に考えて2年後に実施するってことは、詳細は別としても概略は決まっていなければならないはず。例えば、仮に「積雪寒冷地に対しては全天候型スタジアムと練習場を建設し、その費用はサッカー協会が負担する」のだとしても、今からでは2年後までに完成が間に合わないでしょうに。 今の段階で「手はあると思う。解決していけばいい」なんて言っているのでは10年からの実施なんて出来るはずがない。具体的な解決策の見通しが語られていないのに10年というスケジュールだけが出てくるというのはどういうことか。「単なる不見識」なのか「どんな反対も押し切って実施するという意思表示」なのか。単なる不見識であって、その見識が正されることを切に願うばかり。 多くのコンササポにとっては秋春制は死活問題、悲痛の叫びの数々です。 他サポはどうなのかといろいろ見ていると、積雪寒冷地のサポでなくても秋春制反対の意見は多いように感じます。その中から秋春制のメリット、デメリットについて冷静にまとめられているブログ記事を一つ紹介します。 Jリーグ秋春制移行のメリットは? 秋春制反対というのは決して北国チームのエゴではないのです。 積雪寒冷地以外のサポのこのような冷静な言説は本当に心強く感じます。
posted by たじ |12:06 | サッカー一般 | コメント(0) |
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