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コンサドーレの試合をはじめて見たのは、招待券で見た1996年伝説の厚別初戦。ペレイラのフリーキックと、オテーロのVゴールを目撃しました。娯楽の少ない北海道で、それは衝撃的な体験でした。そして実際に自分がファンからサポーターになったのは98年に、オフィシャルサポータークラブに入ってから。以来、今日までホーム全試合観戦を目標に、シーズン券を買って、応援を続け、たとえJ2の最下位になろうとも、年間に5回しか勝てなくとも、(実際になりましたが)、チームがある限り、サポであり続けることを誓って、今日まで生きてきました。

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【第34節】夏の熱さは札幌の味方

2007年08月17日

 鮮やかな勝利でした。
 京都には勝てない時代が続き、苦手意識から苦戦を予想していました。
しかしやってみれば、2-1からの鮮やかな逆転劇。敵将からは『そういうのも含めて首位・札幌とは現時点で差があったように感じます』との言葉がありました。

 数年前、昇格街道を走る京都や川崎などに挑戦して、今日明日の努力だけでは届かない深いものを感じたときに、この言葉を吐いたものでした。年間に5勝、1年通してわずか30の勝ち点しか稼げなかった時代のことを思い出すと、考え深いものがあります。

 個人的な感慨はさておき。
 北国にある札幌の弱点の一つは、本州の湿度の高い夏の暑さだと言われていました。今節は、暑さの厳しさで知られるアウェイの京都盆地。それも、「大文字焼き」のため午後5時20分キックオフと、札幌にとって不利な条件がそろっていました。
 ゲーム開始時になっても気温は33度を超え、両チームの動きは、酷暑に苦しめられたアジアカップの参加国を彷彿とさせました。

 しかし、実際にゲームが始まると動きの鈍いのは、熱さになれているはずの京都でした。ギクシャクした京都を尻目に、札幌は始終ゲームを支配し続けます。
 後半に逆転されましたが、札幌の選手は慌てるそぶりも見せず、冷静にギアを上げてアクセルを踏み込み、京都ゴールに殺到。数分のうちに逆転してしまいました。熱さに弱い札幌に、後半30分から立て続けにゴールを奪う余力など、残されいなかったはず。

 どうしてか。

 これは私の素人意見ですけど、三浦サッカーは夏の酷暑に親和するんだと思います。

 三浦サッカーは相手を膠着状態に追い込むサッカーです。前半はできる限り失点しないようにし、勝負の山を後半に持っていきます。この膠着状態を作り出すローリスクな展開が、酷暑の中で体力消耗を避ける展開とよく似ている、という事じゃないかと思うんです。

 つまり、相手にすると天候を意識して、これまでに継続してきたサッカースタイルを省エネスタイルに変えるわけですが、札幌にすると雪残る時からずっと続けてきたスタイルがそのまま夏の酷暑に対応するわけで、特に変える必要がない。そこに一日の長があるわけです。

 実際、特に前半はロングボールを主体とした同じようなサッカーを両チームが展開しましたが、京都がギクシャクしていたように見えたのに対して、札幌はノビノビとやっているように見えました。ギクシャクが生み出す疲れが後半の逆転を招いたと。

 どうでしょう。