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コンサドーレの試合をはじめて見たのは、招待券で見た1996年伝説の厚別初戦。ペレイラのフリーキックと、オテーロのVゴールを目撃しました。娯楽の少ない北海道で、それは衝撃的な体験でした。そして実際に自分がファンからサポーターになったのは98年に、オフィシャルサポータークラブに入ってから。以来、今日までホーム全試合観戦を目標に、シーズン券を買って、応援を続け、たとえJ2の最下位になろうとも、年間に5回しか勝てなくとも、(実際になりましたが)、チームがある限り、サポであり続けることを誓って、今日まで生きてきました。

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【第33節】監督のいない土曜日

2007年08月12日

doom


 「完勝」という言葉が似つかわしい試合でした。

 1点目は高い位置で奪ってからの西谷の左クロス。このこぼれ球を藤田がきれいに決めたもの。
 2点目は、セットプレーからのバー直撃の跳ね返りを、ダヴィが決めたもの。
 3点目は、中盤から西谷がミドルを放ち、相手に当たってゴールに吸い込まれたもの。

 スーパーな選手のいない(ひょっとすると曽田はスーパーに指先がかかっているかもしれないが)札幌が、得点を取るために狙ってきたパターンのすべてが披露されました。また守ってはブルーノがいないにもかかわらず、セレッソにチャンスらしいチャンスを与えず完封。今年一番の会心のゲームだったと言えます。

 一方、セレッソは、2度ほどオフサイドにかかった惜しいチャンスがあったものの、決定的なのはそれだけ。比較的、ボールを支配する時間があったけれども、支配というよりもいかにも持たされている、という感じで、可能性の乏しいクロスやシュートを闇雲に打つばかりでした。
 早めにスピードのあるクロスを入れてくるのが目立った他は札幌を意識した対策らしい対策を感じませんでした。セレッソは、札幌と戦うにあたってほとんど対策をしてこなかったのかな、と思います。

 監督が替わってセレッソは次第に調子を上げ、前々節は3位の仙台を下し、前節は2位の京都を下しました。クルピ監督としては、札幌の2敗は前監督時代のもので、監督が変わって生まれ変わった今ならば、特別な対策を立てずとも、普通にやれば普通に勝てると踏んでいたのでしょう。

 セレッソはすでに札幌に2敗していますが、いずれも都並監督の時代。クルピ監督になってからははじめての対戦でした。クルピ監督に札幌と戦った経験があったのならば、また別な対応となったかもしれません。

 そしてそのクルピ監督ですが、前節に退場処分を受けため、ベンチに入れませんでした。これも試合展開を左右したと思います。2点目を決められた後に森島を、3点目を入れた後に苔口を、後半の34分になって、これもFWの丹羽を入れるなど、対応が後手後手で、点数が欲しいからと言ってFWばかり次々と投入する采配は、素人のやるサッカーゲームのようでした。
 
 実際、FWが4枚になったからセレッソの攻撃力が増したかというと、そうではなく、決定的な場面ではFW陣の独りよがりのプレイが目立ち、攻守のバランスが崩れたため札幌の逆襲を浴びて、バタバタしたままホイッスルを迎えました。

 セレッソは間違いなく力のあるチームですが、第1クール、第2クールでのクルピ監督の不在。そして今節でのベンチ入り禁止。2つの監督不在が影響を与えたように思います。