2018年09月02日
応援の妙
32,475人。 今季一番の観客動員数となった神戸戦。 コモエスター、スペインのスター、イニエスター の効果もあり三万人を越える観客が押し寄せた札幌ドームは熱気でムンムン。
これだけの観客が入ったドームでの応援。 どんな感じになるんだろう、( ゚∀゚) 迫力のある応援は初めてのお客さまにどのように映るんだろう。 よーし。今日も頑張るぞー! と気合いを入れてみたものの… ん? 待てよ。今日は…何か…違う? 応援のテンポというか…リズムというか…こう…なんか… いつもと違って単調なような… ( ゚д゚)ハッ! あえて? あえて変えてる? あえて「コンサドーレ *****」や「サッポロ***」を多くしてるの?( ゚д゚) こういう大観衆での試合で言われがちなのが「応援の緩み」 どうしても初めて来場された方やサッカーの応援に慣れていないお客さまが増えると 人数の割りに声が出なかったり、まとまらない応援になってしまったり 手拍子や声だしにズレが生じてしまいがちなのですが 今日の応援は明らかに違います。 誰もが合わせやすく手拍子しやすいコール。 昔からの馴染みのある応援歌を何度も繰り返す。 次々にチャントが変わりテンポの良い応援に慣れている方には もしかしたら若干物足りなく感じたかもしれませんが、 初めての方にも簡単で分かりやすいチャントのせいか、 試合が進むにつれ徐々にその音が大きくなっていきました。 初めは照れて音が出せなかった人も少しずつリズムを刻み その音に、更に周りが音で合わせ、どんどん広がっていく。 声を出す楽しさ。音を合わせる面白さ。 普段の生活にはない大きな声を出して応援する非日常の世界。 これこそが「応援の妙」 同じ空間で心と音を合わせる瞬間。 三万人から繰り出される応援。 半円のドームに反響し前後左右から響く手拍子の音は それはもう鳥肌ものです。 手拍子と書きましたが、たぶん実際は入り口で配られたハリセンを叩いていた音でしょう。 CKやFKの攻撃モードになるとゴール裏のチャントに合わせて メインやバックスタンドから一斉に音が鳴り響きました。 ハリセンもまた自然と応援に参加したくなるツールとして神戸戦を盛り上げてくれた影の立役者でした(*^^*) そのハリセンの音や手拍子に何度も涙が出そうになる私。 自然と沸き上がってくる大きな手拍子がドームを包み込んで選手を後押しするあの瞬間の感動と言ったら…(TдT) この応援の共有も楽しかった体験として心に刻まれたのではないでしょうか。 コールリーダーくん。ありがとう。 きっと、どんな風にしたら大勢を巻き込んで応援が出来るのか 沢山考えてくれたんだろうな。 意識してのことなのか… それとも自然に分かりやすいチャントを選んでいたのか… どちらにしても札幌ドームに集まった様々な人が応援に参加しやすい雰囲気が作られ スタジアム一丸となっての応援を体感する事が出来たのではないかと思います(*^^*) なーんて。分かったような事を言っておりますが 私が勝手に感じたことなので違ってたらごめんなさい(ノ∀`) あっ、皆さん知ってましたか。 今年から「コンサドーレ *****」のテンポが少し遅くなってること。 いつぞやの厚別で「コンサドーレ」コールのテンポが速くてバラバラになりがちなので みんなの声を合わせて迫力あるコールにする為にも 初期の頃の ややゆっくりしたテンポに戻してコールしようと コールリーダーくんが言っておりました。 リードする太鼓のリズムに合わせて、みんなでしっかりとコール出来るといいですね! たくさんの声が、音が、声援が後押ししチームは見事に勝利! ゴール3回に試合終了時に1回で合計4回のハイタッチで盛り上がった神戸戦。 次もまた、一人でも多くの方がスタジアムに足を運び 共に応援してくれますよう願いを込めて。 がんばろう。北海道コンサドーレ札幌!