2018年01月12日
四方田監督からミシャ監督へ
明日は「北海道コンサドーレ札幌キックオフ2018」 いよいよJ1での2シーズン目が始まります。 そして、明日が、サポーターへのミシャ監督の初お披露目となります。 …が、それと同時に四方田ヘッドコーチのお披露目でもあり… 今年もまた四方さんと一緒にJ1で戦えるのが嬉しいような、でも寂しいような、でも楽しみのような… そんな複雑な乙女心の私ですが、それもこれも今日でおしまい。 明日からは「四方田監督」ではなく「ミシャ監督」へと気持ちを切り替えなくてはなりません。 でも(「でも」が多いな)その前に四方田監督への2年半の想いを記してから前へ進みたいと思います。
この記事は2017年6月28日に下書きしていたものです。 ずっと下書きのまま放置しておりました。 これを書こうと思ったのは、ちょうど6連敗した後で、 周りから監督交代の声が上がり始めた頃です。 「やはり四方田監督ではJ1は無理ではないのか」 「もっと経験のある監督にした方が良いのではないか」 そんな声を聞くにつけ、見るにつけ、 何言ってるの? ユースから無理矢理連れてきておいて、ちょっと連敗したくらいで、 やれ解任だ!交代だって…四方さんと一緒に戦うんじゃなかったの?(*`・ω・´) と、怒り心頭だった私。 だいたい四方さんが、どんな思いで監督になったか… 私たちがどんな思いで四方さんをトップに送り出したか… 簡単に交代とか言うなー!(*`Д´)むきーっ。 となり、つらつら書き始めたものの、その後、連敗はストップ。 しかも、あの浦和に勝利しチームが徐々に昇り調子になってくると 交代の「こ」の字も聞かれなくなったのでお蔵入りとなっていたのですが、 四方田監督ではなく四方田ヘッドコーチとなる今、あの時の気持ち + 今の思いを書き残しておこうかな~と思います。
2015年7月24日。四方さんのトップチームの監督就任が発表されました。 この時、群馬の前橋でクラブユース選手権の指揮を執っていた四方さんは 急きょ札幌へ向かったそうです。 ユースの応援に行っていた私は、まさに、その群馬の地でその事を知りました。 寝耳に水の監督就任。 その時のやり場のない気持ちをブログにこう記しております(ちょっと長いです) 「監督交代」 四方田監督最後の指揮 四方さんのトップ監督就任が決まった時、 結果が出ないからと簡単に解任する事だけはやめて欲しい。 半ば強制的にユースから連れ去っておきながら 使い捨てのような事だけは決してしないで欲しいと願いました。 自身も、いずれトップの監督に…との気持ちもあったと思います。 その為のS級ライセンス取得もあったでしょう。 結果が全ての勝負の世界だけど、果たしてその結果をわずか数試合の短いスパンで 見極められるのだろうか。 ←ちなみに、ここまでの記事は6連敗の時に書いたものです J1の強豪クラブでは戦績次第で思いきりの良い決断も行われるけれど 弱小貧乏クラブでは死活問題になることもあるだけに監督交代は大きな賭けだ。 ←これも6連敗の時に書いたものです 以前、将棋の野月八段がフットブレインに出演した時に 将棋とサッカーの類似について語っておりましたが、 まさに今、四方田監督は究極に難しい局面を迎えております。 持ち駒は決まっている。 余り強い駒はない。 時間も余りない。 その中で如何に効率よく駒を進めていくか… 次の一手。その次の次の一手。その次の次の次…と 選手の状態やモチベーション。他の選手や相手チームとの相性を見ながら 全身全霊をかけて最善の一手を練っているのです。 ←しつこいようですが6連敗の時に書いたものです 四方さん。休めているかなぁ。 胃に穴が空いていないかなぁ… ユースと共にずっと見てきた四方さんの顔が どんどん険しくなっていくのを見てるのは母さんもツラいのよ。 ←ここも6連敗…って、もう言わなくても分かりますね(ノ∀`) この後に掲載された記事がこれ↓ 四方田監督インタビュー記事 → 四方田修平の「サッカーの楽しみ方」 そして、ここで下書きは放置されておりました(笑) 四方さん解任論が無くなって、わざわざ書く必要がなくなったんですね。 「うちの息子はこんなに頑張っているんです!」 って、過保護な母さんが弁護しなくても息子は立派にチームを引っ張ってJ1残留に導いたのですから(*´ω`*) 思えばシーズン途中からトップチームの監督となり、翌年にはJ2優勝J1昇格。 そして、これまでのJ1での最高順位である11位での残留を わすが2年半で成し遂げたのは、ものすごい事なのではないだろうか。 それは監督だけではなく、野々村社長となり経営基盤の見直しや強化費の増額、選手の補強など 様々な面で上手く噛み合った結果なのだと思いますが、 それでも、その選手やチームをまとめあげてきた四方田監督の功績は計り知れないのではないでしょうか。 四方さんがトップチームの監督になって私が一番恐れていた事は 成績不振による解任でコンサを離れること。 一方的な理由でコンサを去る事だけは避けて欲しいと願っておりましたが 解任どころか「コンサの宝」だと社長が明言されました。 四方さんの事を大切に思い、信頼していればこその言葉だと思います。 2017シーズン最終節の挨拶で「悩み決断した」と言った四方さん。 結果を残したにも関わらず監督続投ではなくヘッドコーチとなる事を承諾し まだまだ、このチームと共に成長したいと言った四方さんの選択が きっと私たちを、選手を、コンサドーレを愛する全ての人達を笑顔にしてくれると信じております。 いつかまた成長した「四方田監督」に会える日を願って。 ありがとう四方さん。 2年半、本当にありがとうございました。 さようなら「四方田監督」。 そして、これからも宜しくお願いいたします、四方田ヘッドコーチ! そしてそして、どうか、どうか。 コンサドーレ ファミリーをよろしくお願いいたします! ミハイロ・ペドロヴィッチ監督!(*´∀`*) これからはコンサドーレとしてJ1での2シーズン連続残留へ挑戦する1年が始まります。 決して簡単ではない挑戦ですが新しい監督のもと一丸となって目標に向かっていきたいと思いますので どうか、よろしくお願いいたします。 どうぞ、私たちをミシャ色に染めてやってください。 明日はミシャ監督が、選手が、スタッフが、 「よーし。今年も頑張ってJ1残留するぞ」 「このチーム、このサポーターの為に戦うぞー!」 と思ってくれるようなキックオフイベントとなりますように。 たくさんの拍手と、たくさんの期待と、たくさんの笑顔で 新しいシーズンを迎えられますように(*^^*) それでは皆さん。「北海きたえーる」でお会いしましょう★ ※長々と書いてまいりましたが、ほぼ私の勝手な思いと妄想です。 四方さんLOVEのサポーターのひとり言とお聞き流しくだされば幸いです(*ノ∀`*)