コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2016年08月07日

四方さんがすごい。

試合後に母と、「連勝だっけ?何連勝?」「わかんない」という話をしていた。
わかんないくらい連勝している、という意味ではなくて、
何連勝しているということは本気でどうでもいいと思っているから。
それくらい一試合一試合へ向かっている気持ち。連勝はあくまで一試合一試合を勝った結果だ。
だから試合後は「今年はもう清水と当たらなくていいんだ」という喜びが一番だった。

2-2でアディショナルタイムに入った時、
まぁ清水相手だし引き分けでも仕方ないかなという気持ちと、
あと5分あるなら1点くらいはなんとかなるんじゃないかなという気持ちがあった。
最後の交代がジュリーニョだったことを思えば
引き分けはなしで追加点と勝利を掴むことが選手たちに求められたのだろうけど。
結果としてこれが3-2の勝利という結果を生んでくれたんだ。
守備の選手が入っていたら上手くいって引き分け、下手をすればまけていたかもしれない。

やっぱり何がすごいって四方さんがすごい。
最後にジュリーニョを入れるのはほんとうに賭けだったんじゃないかと思うんだけど、
それでもやってしまう勇気というか、決断力というか。
だからこそ試合が面白くなるし、去年までは掴めなかった結果を手にするようになった。
思い切ったことをやって、もちろん毎回しっかり良い結果に繋がるわけではないけれど
チームを変えていかなくちゃいけない時に四方さんが監督でほんとうに良かったと思う。
もしも上手くいかないことがあっても、軽率に四方さんを批判するのはやめてもらいたいものだ。
クラブとしてもしっかり四方さんをサポートしてほしいし、
責任を丸投げするようなことだけは絶対にしてはいけない。

「札幌は強いわけではないのになんでだ!勝てた試合だ!」
ってかんじで、清水はまけた気がしないだろうなあと思う。
そのような言葉は結構毎試合相手チームの選手やサポーターからも聞かれる。
そうよ。強いわけではないのよ。それは我々が一番わかっているもの。
いいんだそれでも。コンサドーレは今季はじめからずっと、
J1昇格ではなくJ1定着を目標としてやってきている。
自分たちのやり方は変えずに、相手に対応しながら。
首位になったからといって途中で目標を修正したりもしないから、
何が足りないかはチームがじゅうぶんわかっているはず。
試合は相手のあることだから、ミスなく失点なくっていうわけにはいかない。
そうなった時に修正していくチカラがチーム力になってくれるはず。
強くないから相手の隙をしっかりついて、少ないチャンスをものにするよう集中する。
相手に攻められ続けても、必ず自分たちの時間がまた来ると信じて戦う。

それにしても今節のカズゥもまた素晴らしかった。
ボールさばきの視野の広さやセンスはカズゥ独特のものだなと感じるし、
シュートは打つごとに枠に近づいていって惜しかった。カズゥのゴールが見たいな。
試合の中で修正していけるくらい調子が良いのだろうし、だから今季はよく起用される。
とりあえず、「上里いらねぇ」と言っていた人たちは己の我慢の無さを反省し、
今後の彼を今まで以上に特別扱いするくらい応援してもらいたいところ。

ちなみに我慢強くなるおすすめの方法としては、ゴールキーパーを応援することだよ。
出られない、ヒーローインタビューない、褒められない、でも貶される...
そんなGKをずっと応援していると自然と我慢強くなるし、
いつまでも前向きに期待ができる。さぁ、みんなでキーパーを応援しよう!

posted by ひとみ |23:38 | 試合観戦 | コメント(4) | トラックバック(0)