コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2013年06月25日

時間をかけて変化する

岐阜戦、4得点目のあとからゴール裏で歌いはじめた『ススキノへ行こう』。
私も私のまわりでも「えぇ~さすがにまだ早いでしょ~」な雰囲気になっていた。
気持ちはとてもよくわかる。滅多にない大量得点なのでしっかり喜ぶことも大切。
けれどそれを歌っている間に相手のCKになってるじゃないのー。
「まだ試合中だよー!早く切り替えてー!」
ここまできたら1失点でもしたくなかった。無事に完封勝利できてほっとしている。

このタイミングでの『ススキノへ行こう』を指摘する意見が結構あったそう。
そんな中でもちょっと寂しいなと感じたのは、
"中心部が勝手にやっていること"といったかんじの意見。
その行為が良かったか・正しかったかどうかはさておき、
彼らも同じコンサドーレサポーターであることに変わりはない。
勝つために応援をする気持ちは一緒。勝って嬉しいのも一緒。
良くないと思うことがあるのなら
改善してもらうよう意見をするほうが良いんじゃないだろうか。
突き放すのではなく、自分はそうは思わないという意志を
しっかり伝えなくちゃいけないんじゃないのかなぁと。
それはネット上に書き込んで「そーだそーだ」と言い合うことではなくて。

せっかくコンサドーレを通じて知り合った者同士、
できることなら仲間割れせず一致団結して応援して行きたいもの。
考え方はそれぞれでも、向いている方向は同じはずだから。

先日の岐阜戦の時に私の近くにいたサポーターさんが、
「最近は呼びかけなくても選手入場の時に立つ人が増えたよね」と話していた。
私も本当にそうだなーと感じている。
私がいた熱烈応援席の後方(座る席)は多くの人が立って選手をむかえているし、
メインスタンドやバックスタンドでも立っている人を多く見るようになった。
これはUSのメンバーが丁寧にスタジアムをまわって声をかけていたことが
数年かけてかたちになったのだと思っている。
彼らがスタジアムの応援を変えたくて地味ーなことを繰り返し行ってくれたおかげ。

スタジアムの応援を変えていくことは、こうして本当に時間のかかるものなんだ。
ゴール裏以外では声を出したくても出せない人、立ちたくても立てない人、
黙って観たい人、文句を言いながら観たい人、サッカー通アピールをしたい人(?)など、
色々な事情のサポーターがいる。そういった人たちをひとつにまとめるのは難しい。
けれど自分と考え方が違う人、感じ方の違う人がいるということを
受け入れるだけでも雰囲気はずっと良くなっていくんじゃないだろうか。 


以前他チームのサポーターさんのブログを見ていたら
負けた試合で選手が挨拶に来た時のゴール裏の反応が分かれたことが議論されていた。
その時は確か無反応組とコール組に分かれたんだったと思う。
最初は自分と意見が違うサポーターを批判する意見が多かったのだけど、
だんだんと「そうじゃないんじゃない?意見が違っても、
サポーターのすることは全部自分たちの責任なんじゃない?」という雰囲気になっていた。
最終的にこの議論がどうなったかはどうでも良かったので結論は知らないのだけど、笑
何かがあった時に一部の人を責める考え方は改めたいなと思った。
より良い応援をしてチームが強くなるように、また次節から頑張っていきたい。

posted by ひとみ |21:24 | コンサ徒然 | コメント(5) | トラックバック(1)