2012年08月28日
時にはサポーター任せ
先日お仕事場の上司さんが、「今度ドームで試合あったら行きたいんだけど」と言い出した。 この人は実は以前無料券をあげたのにドタキャンしやがったされた人。 そう言ってくれるのは嬉しいけれどもう無料券はあげられませんから、と言ったのだけど いや自分で買うからもし割引券でもあれば、と言うのだ(←結局割引券欲しがってるけど)。 何を突然と思い話をしていると、先日のホーム仙台戦の時に スタッフのお手伝いをしたとかでドームに来ていたのだそう。 詳しくは聞かなかったけれど多分アウェイ側で働いていたと思われる。 そこに立って人間観察をしていると本当に色々な人がいて面白かったという。 危険だろうと思って身構えていたアウェイ(仙台)サポーターは普通の人だったし(←当たり前)、 試合の間中休むことなくずっと声を出している人がいたり、旗を振っている人がいたり、 小さい子どもでも歌に合わせた手拍子がちゃんとできていたり、 ゴールの時やチャンスの時の雰囲気がものすごかったのだと驚いていた。 それを自分の子どもにも一度生で見せてやりたい、と思ったという。 なんということでしょう! 私はてっきり仙台戦の逆転劇に興奮して試合に行きたくなったのかと思っていたのに 訪れたサポーターの姿を見てまたここに来たいと思ってもらえたとは。 この成績、この状況であっても 私たちにできることはまだまだあるんだなと改めて感じた。 サポーターの力で集客を増やすということに可能性があるんだなと。 かつて札幌市都市景観賞を受賞したコンサドーレ札幌サポーターの応援風景。 >選考委員会の「コンサドーレ札幌の応援風景」の選出理由は、 >「熱い応援風景が札幌の一体感に貢献しており、札幌に夢を与えてくれたことへの感謝と、 >頑張れコンサドーレの願いを込めた」。 という記事も当時はあったようだ(ソースはCONSA DE CONSAさん)。 それに憧れて「かっこいい!」「一緒にやりたい!」とサポーターになった人も多いと思う。 何年にも渡ってサポーターをしているということは 毎年のように変わるチームそのものだけに魅力を感じているわけではないはず。 サポーターであったりスタジアムの雰囲気に惹かれるものがあるんじゃないだろうか。 そういうところから、まだまだサポーターとなる人を増やすことができるのだと気づく。 「とにかく勝たないことには増えない」「集客なんて結果がすべて」 確かにその言葉も一理あると思う。というかまぁ恐らく大部分を占めている。 でも、他人任せじゃ駄目なんじゃない。他人任せじゃ、これ以上にならないんじゃない。 にわかをサポーターにするために、ファンをサポーターにするためには、 結果以外のプラスアルファが必要なのは間違いない。 そのひとつはきっとサポーター。今からだって何も遅くないぞ。
posted by ひとみ |22:41 | コンサ徒然 | コメント(4) | トラックバック(0)