コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2012年02月07日

ともだちではない

新人研修の時のレポートがJ'sGOALに載っていて
その中でののが講師として話をした内容が素晴らしかった。
「上手いだけでは価値はない。自分をとりまく人がいてはじめて価値が生まれる。」
良い話だなぁ。健作にももっとののの表現力を見習ってほしいわね。 

インタビューの受け答えはこういう機会でもなければ誰も教えてくれないのかな。
寛くんのようにもともとしっかりと話せる選手は良いとして
そうじゃない選手は学ぶ場が無ければ上達もできないだろうなー。
 
約4時間3部構成で行われたというこの『PRコミュニケーション』。
いいなぁ。私もののの講義を4時間も聞いてみたい。
というかこの講義、議事録にして全部を公開してほしいくらいだ。
新人じゃない選手にとっても勉強になることがあるだろうし。
男子も女子も代表になる選手はしっかりと自分の言葉で話すことができる。
一社会人としてのコミュニケーション能力は最低限必要だ。
 

誰が言っていたか忘れたけれどサッカー選手が、
マスコミはともだちではないという話をしていたのを聞いたことがある。
「絶対に一緒に食事に行ってはいけない」、
「行ったとしてもお酒は厳禁、話すのは記事に書かれても困らない内容を」と。
記者を信頼し、これは記事にはしないだろうと思って話したことが
意図しないかたちで書かれたことがあったのだそう。
マスコミとは一線を引くことが大切だと話していた。
 
番記者さんは宮の沢でも見かけるけれど親しみある雰囲気で、選手に気軽に声をかける。
プライベートの内容が新聞に載るところを見ると、そういう話もできる間柄なんだろう。
 
でも彼らは「ともだちではない」。いくら親しくなろうとも、
彼らは選手と常に"仕事で"付き合っていることを忘れてはいけない。
話したことはどんなことでも記事になる可能性がある。
良くも悪くも、どんな風にも使われる可能性がある。
思いも寄らないかたちで表に出て、選手自身が誤解を受けることもあるかもしれない。
 
新聞を見てびっくりして、記者に直接言いに行く選手もいるのだけど
そうじゃない選手の方が多いだろうなと思う。
どれほど自分がプロという意識を持っているかが発言にも表れてくる。
今季は新人5人のコメントに期待だわ。むふ。

posted by ひとみ |22:10 | 選手戯言 | コメント(5) | トラックバック(0)