コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2015年11月26日

かつて松山光を目指した男たち

『かつて松山光を目指した男たちの熱い戦い』、なかなかナイスネーミングだと思った。

ナイスネーミング


最終戦の前に行われたアカデミーOBの前座試合。
私はすっかり勘違いをしていててっきりクラブ主催の試合だと思っていたのだけど、
ユース一期生の発起人の選手たちによって計画されたものだったという。
マッチディに載っていた「関東まで応援に来るサポーターやJALさんなどのスポンサーのありがたさを
大人になってから実感し、いつか恩返しをしたいと思っていた」という言葉が泣かせるでないの。
単なる寄付ではなく前座試合はどうかという案からクラウドファンディングの存在を知り、
アカデミー出身者に参加を呼びかけるとあっという間に賛同者が集まったという。
そうしてみんなで50万円もの権利を買ってくれたのね。なんて素敵なことでしょう。
この企画をつくったクラブも、まさかこうして使われることになるとは想像しなかっただろうなあ。
松山光プロジェクトの2年目はアカデミー出身者との再会という思いがけない広がりを見せた。

後ろの怖い顔は審判たち


正直言うとトモキよりも前の世代は名前もわからない選手ばかりなのだ(ごめんなさい)。
けれど私もだんだんとユースの試合に行ったり、名前を覚えたりするようになったのは、
かつてここにいた彼らのおかげだなぁと思ったりする。
北海道にいる人もいれば、全国あちらこちらに散らばってもいるのだろうけど、
こうしてコンサドーレにいたことをずっと大切に思ってくれていてほんとうに嬉しい。
OB戦に参加は叶わなかったけれど寄付者として、財前さんやダイゴ、征也の名前も。
有名人が参加するOB戦とはまた違って、ほんわりした雰囲気で進行していた試合も良かった。
またこういう機会があるといいなぁ。
次があれば参加したい、って思ってくれている選手もいるだろうし。


一期生が初の公式戦でヴェルディに0-14で負けたという今だから笑える話を読んで、
今日まで積み重なった実績の素晴らしさと重さを実感している。
プレミアリーグでは今、ユースがとても厳しい局面に立たされている。
結果次第では来季が天と地の差ほどある。
トップと同じく練習試合の相手が不足している北海道のチームとしては、
もっともっと強くなるためにプレミアに残ってユースのトップレベルで戦ってもらいたい。
残り2試合、後輩のためというよりもまずは自分のために、悔いのないよう勝利を目指そう。


posted by ひとみ |23:39 | コンサ徒然 | コメント(0) | トラックバック(0)

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