コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2012年10月25日

生き残るために協力を

相手を"敵"と言うな。相手がいるからサッカーができるんだ。相手に感謝しないといけない。

↑確か以前に沖田さんが言っていたことだったと思うのだけど、
つい「敵」と言ってしまいがちだった私は深く納得したのだった。

クラブライセンス制度が導入されるにあたって
うちに限らずあちこちで「どうするよーっ」「やばいよーっ」な声があがっている。
Jリーグを欧州サッカーの基準まで高めることで、日本サッカーのレベルを上げる。
やりたいことはよくわかるし、日本代表の急成長を思えば間違った方向ではないと思う。
でもどうしてもそれによって今一番被害を被るのはお金の無い小さなクラブ。
Jリーグは"クラブをふるいにかけるわけではない"と言うけれど、
ある日突然厳しい規程をつくり、「できなかったら除外するからね」というのは
実際ふるいにかけているのと変わらない現状。

Jリーグは増やしたいだけ増やした40チームに対して、存続させる義務がある。
基準に満たないチームを切るのではなく、
すべてのチームが基準を満たすことができるように最大限の協力をしてほしい。

経営難で苦しんでいるチームを見ると、とても他人事とは思えない。
自分のチームに置き換えているというのが大きな理由だけれど、
やっぱり対戦相手がいなくなってしまっては試合ができないというのもある。
40チームもあるのに、まったく同じチームというものは存在しない。
それぞれのクラブに色があって、クラブを取り巻く人たちがいる。
その居場所をなくさないでほしい。コールリーダー氏もそんなことを言っていたな。

日本のクラブライセンス制度はアジアサッカー連盟のクラブライセンス制度によるもので、
アジアサッカー連盟のクラブライセンス制度はFIFAのクラブライセンス制度によるもので、
FIFAのクラブライセンス制度はUEFAのクラブライセンス制度によるもので、
UEFAのクラブライセンス制度のもとになったのはドイツサッカー連盟の基準...という。
最終的にドイツサッカー連盟の基準がJリーグのクラブライセンス制度に繋がってしまってる!
うひーそんなのできるわけないじゃないの!
...というのは大袈裟としても、もうちょっと小さいクラブに目を向けてよって思うので。

決して情に訴えかけるつもりはない。
お金が無いチームがお金を借りまくってチームを運営していくのは健全ではないし。
けれど、小さなチームが地域に根付くためには
親会社があるチームと同じ努力では生き残っていけない。
成功しているノウハウやアイデアをできる限り用意して、各クラブで共有する。
他クラブを出し抜こうなんて考えているクラブは無いだろうし。
相手がいてこそ試合ができるのだから。
上質なチームだけを残すためではなく、上質なチームを増やすために。
すべてのチームが存続し続けられるよう今まで以上にリーグと協会の協力が必要と感じる。

旬を飲みまくれ!

 昨日買ってきた富良野ヴィンテージ!
 今年もこの季節がやってきたー。
 びんでも売っているみたいで。
 同じ500なら缶よりびんの方が美味しいだろうな。
 近所でびんを売っているところあるかなー。
 今しか飲めないから、今飲みまくろうぞ!


posted by ひとみ |22:02 | コンサ徒然 | コメント(6) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:生き残るために協力を

ライバルを日本語で「好敵手」と書きます。
「敵」とは必ずしも敬意を欠く言葉ではないと思います。

posted by たじ| 2012-10-26 00:53

Re:生き残るために協力を

「今だけの幸せ」飲みました♪
なぜかおつまみが要らなくても飲めちゃいます。
飲んだあと口に残るコクと爽やかさ。
北海道はこれから冬なのに爽やかすぎるぅぅ(^^)v

Jリーグが日本のスポーツ界に根付いて20年。
あたりまえのようにリーグ戦が行われ、代表のメンバーはサッカー通じゃなくても知られ。
そこまで20年かかってます。
クラブの基準を世界に近づけるのは大切なことかもしれないけれど、時間も必要。
「好きなチームを応援する喜び」が置き去りにされるのはカンベンしてほしいなぁと思いますね。

posted by チームがある限り| 2012-10-26 08:42

Re:生き残るために協力を

北QがJ1のライセンスを取れませんでしたね。
その時点ではプレーオフ進出も可能な位置にいたのですから、
関係者の心中やいかばかりかと思いました。
スポーツライターで北Qの熱烈サポーターである吉崎エイジーニョ氏がおもしろいことを書いていました。
http://ameblo.jp/eijinho/
ひとみさんの本文とは直接関係ないのですが、ご参考までに。

posted by rocket2号 | 2012-10-26 09:25

Re:生き残るために協力を

Jを始める時に家族連れの観客が多いドイツを参考にしたんだそうですね。
競技場の規格もその流れなのかもしれないけれど
背景となる認知度というか密着度を考えると、
正直どうなのかなとも思ったり、形から入るのもありかとも思ったり。。。
まだまだ日本ではフットボールが文化として定着してませんものね。

さて明日は"関東秋の陣"の最終戦
熱いぞにとっても今期最終参戦となりそうです。
(当初予定していた新潟戦は姪っ子の結婚式のため
まさかのホームタウン待機!!)

声を限りにサポってきますです。

posted by 熱いぞ赤黒| 2012-10-26 20:32

Re:生き残るために協力を

ひとみさんこんばんは(^o^)/

熱いぞ赤黒さんの御指摘の様にJFAはドイツが理想と考えているようですね。でも
ドイツもナチスに利用された暗い歴史があります。翻訳の文章が固くて読み難いの
ですが、ヒトラーが最後の方で「サッカーボールは自分の意思の様に自由ならない」
と分りナチスに反抗するスウェーデン戦に惨敗した1942年以降の国際試合を全部
禁止した事など興味深いです。

『ナチス第三帝国とサッカー』

原題『ヒトラーのフォワード』
副題「ヒトラーの下でピッチに立った選手たちの運命」

ゲールハルト・フィッシャー著(田村光彰・藤井雅人訳)
現代書館 2006年刊

ドイツでは無くフランスの話ですが、1985年に弟のかもめとボルドーに鉄道の旅を
しました。投宿したホテルが偶然、当時フランスの2部で低迷していたFCボルドーの
溜まり場でした。1世紀を超える歴史の展示や三世代を超えるボルドーサポとカフェ
やレストランで交流し、どんなに低迷しても応援し下支えするサポの実力を感じました。

FCボルドーは現在では1部リーグ定着しています。それはリーグがトップダウンで傘下
のクラブを指導するだけでは無くて、その地域の実情に合わせた地元のサポのボトム
アップが肝要と考えています。

ボルドーのホテルのレストランの壁面に(ホテルの方に訳して貰いましたが)書かれていた
「この地元のチームを永久(とわ)に愛し育む事がフランスの真のスポーツの栄光となる」
・・そんな地元が沢山あれば国全体にサッカーを含むスポーツ文化が花開くでしょう。

とりあえずサッポロでは第一ホテルさんで宴会でもやりますか?

posted by 大阪帰りの道産子| 2012-10-26 23:00

コメントありがとうございます。

>>たじさんへ

重箱の隅をつついてきましたね...敵にも色々あるんですね。

>>チームがある限りさんへ

富良野ヴィンテージと聞くと、チームがある限りさんとmimicchiさんを思い出します。笑
フルーティーな口あたりのものはサッポロビールさんの他の商品でもありますが
私にはちょっと甘すぎるので、富良野ヴィンテージが本当~~に絶妙です!
寒い冬に暖かい部屋で爽やかさを飲む贅沢なくれたサッポロビールさんに感謝ですー。

20年かかっている、というお言葉に激しく同感です。
来季もユースが今季と同じくらいの人数上がってくるというお話がありましたが
ここまで来るのにも10年くらいかかっていますよね。
協会とリーグがやろうとしていることは日本のサッカーにとって良いことですが
時期尚早じゃないかなぁと、もっとゆっくりやればいいのになぁと思います。
サポーターが置き去りになるリーグになってはいけないですよね。

>>rocket2号さんへ

債務超過があるとJ1に行けない、というのは以前からもそうでしたが
今回の北Qのように選手の頑張り以外のところで昇格できないのは何ともいえない気持ちです。
ブログ読みました!面白かったです!
「今の場所でやるべきことがある」というのはまさにうちにも言えますよね。
こういうものができると「J1規程に合わせなくちゃ」となってしまって
足元ががたがたになっていることを忘れてしまいそうになります。
如何にクラブライセンスを通るか、に特化するクラブになってはいけないなぁと。
クラブライセンス制度については、色々なサッカーライターさんの意見を聞いてみたいです。

>>熱いぞ赤黒さんへ

そうだったんですかー。ならばドイツと比べて考えるのは間違いではないんですね。
日本には日本らしいやり方やペースがあるんじゃないのかなぁと感じます。
でもまだ日本には合っていないような気もしますし、
言われてみますと"まだ"と言っていても仕方がないので
形から入るのもアリなのかなぁと思ったりもしますねぇ。
最近になってサッカー人気が野球人気を抜いたと言いますが
全体の人数が単純に増えているとも限りませんしなんとも言えないなぁと思います。

明日の応援よろしくお願いしますー!
今季最終参戦、ぜひ楽しんできてくださいね。
新潟戦はわたくし行く予定ですのでお任せください!姪っ子さんおめでとうございます!

>>オオドサさんへ

こんばんはー!
へぇ~ナチスとサッカーについて書かれたものがあるんですね~。
かつてはサッカーと政治が絡んでいた時代もあったのですね。
日本がフランスのようになるにはあと何年かかるかわかりませんが
Jリーグの方向が間違っていることはないのかなと思いますねー。
この先もずっとぶれずにいられれば、日本にも確実にサッカーが根付いていくと思います。

北海道の人たちに当事者意識を持ってもらうにはどうしたらいいだろうと良く考えます。
正しいかどうかはわかりませんが個人的には
「弱いから応援しない」ではなく、「応援しないから弱い」のだと道民に伝えたいです。

posted by ひとみ| 2012-10-26 23:59

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