2017年07月23日
北海道代表は滝川西と北海に
本日行われた南北海道大会決勝は 初回に5失点の北海が、3回からリリーフした多間選手の投打に渡る活躍で 中盤に追いつき9回に勝ち越しての逆転勝利。 夏の甲子園3年連続出場を果たしました。 多間選手を始め、昨年の甲子園決勝戦を経験した選手の活躍が 今日の決勝戦では光りました。 特に最終回は2塁打を放った井上君を多間君のタイムリー安打で返しました。 北海の夏・甲子園には奇妙なデータが存在します。 昭和40年より前は初戦の成績が10勝12敗と、まずまずでしたが 昭和42年以降の初戦は2勝12敗という散々な成績。 北海道予選では相手に付け入る隙を与えないような強い勝ち方で期待するも 何故か甲子園へ行くと別のチームのような戦いをするのが目立ちました。 いまファイターズで活躍中の鍵谷も別人の投球で愛知の東邦に10-15で大敗。 ところが42年以降に初戦勝利した2つの大会はベスト8と準優勝という結果。 つまり1つ勝てば一気に上位進出が期待できるというデータです。 今回は昨年の決勝戦で試合出場している3年生が多数おり 初戦で余程の強豪と当たらなければ1つ勝って データどおり、そのまま一気に行けるかも。 スカイブルーのユニフォームで有名な滝川西は 昭和63年夏に甲子園初出場を果たしましたが初戦で天理に1-10で惨敗。 8回表までは1-2の接戦でしたが、そのウラ、一気に8点を奪われました。 平成6年春は、初戦で神戸弘陵に4点を先制しましたが6点を奪われ逆転。 しかし8回表に3点を奪い再びリード。 ところが勝利目前だった9回ウラに追いつかれると10回サヨナラ負け。 平成10年夏は初戦で智弁学園に2-6で敗れており この夏に甲子園での初勝利を狙います。 両チームとも、北海道代表として 予選で敗退したチームの分も頑張ってきて下さいね! 北海にはプロが注目する145km/hの速球投手がいます。 (でも今日の決勝ではその投手が初回に5失点) しかし何よりも昨年の決勝戦を経験した選手が多いので期待できそう。 まずは1勝です。データ的には1つ勝ちさえすれば・・・ですからね。
posted by hiroki |16:54 | 高校野球 |