コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2014年08月19日

相手の守備を崩すには

現在4連敗中。
共通して言えるのは相手が自陣に戻った態勢からの崩しが出来ていない。
ボールを奪って相手陣内へ攻め込む ⇒ でもなかなかシュートまで行かない・・・。
1プレーで簡単に奪い返されてしまう。
特に守備にウエイトを置きゴール前を塞ぐような相手には苦戦していますよね。

前にも書いたかも知れませんが、茨城県在住時にカシマサッカースタジアムへ
鹿島 vs 水戸 のプレシーズンマッチを観戦に行きました。
J1とJ2の対戦って、そう観れるもんじゃないと思い、慣れない道を車で向かいました。

鹿島の攻撃をじっくり見させてもらって思ったのが・・・
まぁ水戸は自陣ゴール前に人数をかけて守りを固める場面が多かったです。
そして鹿島は何度も何度もそこへアタックをかけます。
そこで見たものは、サイドへ回してクロスを入れる動きもやりますが
特に印象的だったのは、中へ1人2人と入り、そこへピンポイントで足元に
早いパスを通すんです。
それを受けた選手が前を向いてシュート!・・・と、そう簡単にはいきません。
なにせ水戸の人数が多く、すっかり囲まれていますから。
シュートやラストパスのチャンスが無いと判断したらすぐにパスを出した選手か
フリーの選手へボールを戻します。
時にはサイドからクロスを入れます。アーリーを放り込むこともあります。
要するにいろんな攻め方を早い判断で行うのです。
その動きを試合の中で何度も繰り返すうち、水戸もバランスを崩す場面が出てきます。
そんなタイミングでシュートが放たれゴールが生まれました。

水戸はボールを奪うとカウンターを仕掛けます。
それを凌いだ鹿島はじっくりボールを運んで前述のような仕掛けを繰り返します。
ボール保持の時間は鹿島が圧倒的に長くなります。
でも何度も繰り返して前述の動きをするうち先制点が入ると
後半途中から水戸も攻撃にウエイトをおかざるをえなくなり
いわゆる前がかり状態となって、逆に鹿島の攻撃を簡単に許し失点を重ねました。

今のコンサに足りないものは、やはり守備を固められた際の攻め方だと思います。
中に入っている選手へ入れるパスの精度。そしてそれを受ける選手の技術。
相手のバランスを崩すような動きですね。そして崩れたところを見つける判断力。
こういうのって、このサッカースタイルでいく!ってなったら
何シーズンも徹底していかなければ・・・歴史を重ねていかなければ出来ないと思います。
今の監督がそれを目指しているとしても、次の監督は全く違う考えかも知れませんよね。
とにかくJ2で勝ち上がるためのサッカーを徹底しようとすることもあるでしょう。
数年前にもありましたね。でもJ1に上がったら全然ダメだった (^_^;)

監督が変わっても戦い方の方針を変えずに貫けるかどうかは・・・難しいかも知れませんね。

posted by hiroki |07:09 | コンサドーレ |