2013年05月07日
昨夜の世界戦
昨夜、東京都大田区体育館で行われた、世界タイトルマッチ×2。 【WBAスーパーフライ級】 暫定王者 リボリオ・ソリス(ベネズエラ) 判定(2-0) 正式王者 河野 公平(ワタナベ) KO勝利を確信し1Rから激しい連打を放つソリスに河野は防戦一方。 しかし2R、河野の右クロスが鮮やかなカウンターになり、ソリスがダウン! その後は河野がソリスの弱点であるボディ狙い。 ボディが効き出したのか、5Rあたりからソリスはペースダウン。 しかし8R、再び序盤のように連打してきたソリスに、河野は左フックを喰らいダウン。 あとは河野やや優勢な感じでラウンドが進み、最終12Rは河野が圧倒! 勝敗は判定に。河野の防衛だろうと思いきや、ジャッジの1人はドローだが あとの2人は1~4ポイント差でソリスを支持したため河野は初防衛に失敗。 途中で不可解なローブローの減点1が無ければ引き分け防衛になっていただけに不運。 【WBAスーパーフェザー級】 王者 内山 高志(ワタナベ) 5R-KO 挑戦者 ハイデル・パーラ(ベネズエラ) ノックアウトダイナマイト内山 高志が 5Rに強烈な左フックをベネズエラ人挑戦者の脇腹に突き刺し 1発KOで7度目の防衛に成功!成績を20勝(17KO)1分け無敗に伸ばしました。 私が昔 『凄いな~』 と思っていたカルロス・サラテ:66勝 (63KO) 4敗や ウィルフレド・ゴメス:44勝 (42KO) 3敗1分け のような英雄クラスが 今こうして日本にも存在しているんだな~と思ってしまうほどの強さです。 この左フックが挑戦者のレバーに突き刺さりました。 レフェリーが10カウントを数える間、挑戦者は悶絶状態。 たった1発のパンチが、終了後しばらく起き上がれないほどのダメージを与えました。 チャンピオンは強打だけじゃなく、防御や試合運びにも優れています。 明日は、井岡 一翔の防衛戦です!
posted by hiroki |18:45 | プロボクシング |